格闘技徒然草

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UFC on FOX31:第3試合・ダン・イゲ vs. ジョーダン・グリフィン

フェザー級

ハワイのダン・イゲはコンテンダーシリーズ出身で、過去2戦もコンテンダーシリーズ出身選手との対戦。今回もコンテンダーシリーズ出身のグリフィンとの対戦。初戦はタックルを仕掛けるも切られ続け判定負け。2戦目はテイクダウン→マウント→パウンド連打で勝利。

ジョーダン・グリフィンは今回4人出場する地元ミルウォーキーのルーファスポート所属。7月のコンテンダーシリーズではパンチでダウンを奪いチョークで一本勝ち。ワンチャンスをものにした。28歳でMMA17勝5敗。

パンチを打ち込んだイゲ。グリフィンは組むとボディロックからテイクダウン。しかしスクランブルで上を取ったのはイゲ。ハーフバックからパウンドを入れる。反転したグリフィンだがマウント。ケージで体勢を変えようとするグリフィンだがさせない。亀になりバックマウント。しかしグリフィンは股下から抜けて脱出。グリフィンギロチン。かなり強引。引き込んで絞めようとするが、外されてまたマウントに。パウンドを打ち込むイゲ。また亀になるグリフィンだがかなり弱ってる。心が折れ気味。残り1分。イゲがハーフバックからパウンド。グリフィンなんとか立った。打撃で攻め込む。パンチが入りイゲ後退。しかしホーン。

1Rイゲ。グリフィン額に大きなたんこぶができてる。グラウンドで一方的に攻められて諦め気味だったが、終盤の打撃戦で攻勢になったことで希望は見えたか?

2R。パンチを入れていくグリフィン。イゲタックル。切れないで下になったグリフィン。ハーフ。グリフィン亀に。巻き込んで上を取った。バックに回りチョーク。強引だが腕が喉元に入っている。が、足のフックがなく外される。上になったグリフィンが立ち上がってパウンド。顔面に入ってる。足で阻むイゲだがサバかれパウンドをもらう。パスを狙いながらパウンドを入れる。イゲは立つ動きがなく下で凌ぐだけ。グリフィンの足に絡んでヒールを狙ったが、グリフィンは上半身を押さえ込んで外すとまたパウンド。ホーン。

2Rグリフィン。10-8まであってもおかしくない。

3R。打撃で攻めていくグリフィン。が、タックルに。シングルレッグ。倒せずケージに押し込むがイゲ入れ替えた。離れる。グリフィン左ハイ。パンチを入れたイゲ。タックルに。グリフィンギロチンに抱えるが、尻クラッチされテイクダウンを許す。ケージで立ったグリフィン。離れる。イゲまたタックル。シングルレッグでしがみつくが、グリフィン切った。強引にバックを狙う。強引というか雑。後三角のポジションになるが首を抜かれて逆にバックをとられる。イゲチョーク。正対して外したグリフィンだが時間がない。残りわずかで持ち上げて前に落としたグリフィンが立ち上がりパウンドを落とす。タイムアップ。

グリフィン、最後の攻めはちょっと時間が短すぎたか。

判定29-28×3でイゲ勝利。地元選手の負けにブーイングが出るが、1Rイゲ2Rグリフィン3Rイゲで極めて妥当な判定。

イゲ、2Rに下になった時には立つ動きがなく、下で凌ぐだけでみすみすラウンドを落としたが、自分が上になると強かった。

グリフィンは1R一方的にやられていたわりには盛り返したものの、攻めが雑でせっかく取ったポジションを失っていたのがもったいなかった。