ミドル級。
地元ウィスコンシン出身でルーファスポート所属のマーシャート。UFC戦績は4勝1敗で、負けた相手はチアゴ・サントスのみ。4勝はすべてフィニッシュで、MMAトータルでも28勝中6KO・20一本勝ちで判定はわずかに2つ。一方、9敗のうち判定負けも1試合のみで、7つ一本負けがある。前回のオスカー・ピエホタ戦では1Rにダウンを奪われマウントを取られと一方的だったが、2Rにはタックルからマウントを奪い返してチョークで逆転勝利。15分あたりの関節技を仕掛ける回数では現在のミドル級ファイターでトップ。
ハーマンソンはUFC4勝2敗で負けた相手はチアゴ・サントスとシーザー・フェレイラ。17勝中11KOで、UFCの4勝も3勝がKO。前回はタイトル挑戦経験のあるターレス・レイチ相手に試合中肋骨を痛めるアクシデントがあったが、3Rにレイチのミスに乗じてマウントを奪いパウンド連打でKO勝ち。アウェイだがオッズはややフェイバリット。
いきなり組み付いてボディロックしたハーマンソン。テイクダウンしてサイド。そのまままたいでマウント。が、ガードに戻したマーシャート。パスしながらギロチンに抱えたハーマンソンだがマーシャート立った。すぐにまたテイクダウンしたハーマンソン。すぐにマウント。マーシャート亀になりバックマウント。ハーマンソンはパウンドを打ち込む。体を伸ばされ肘を打たれるマーシャート。反転してマウントに。また亀。また反転しガードに戻したが、すぐパスされまたマウント。亀になりまたバックマウントになるが、マーシャート立った。が、すぐテイクダウンされる。苦し紛れのギロチンを仕掛けるも、すぐ外したハーマンソンがバックからパウンド。がぶりの体勢からギロチンで引き込む。マーシャートタップ。
ブーイングが飛んでいるが不甲斐ないマーシャートへのものに感じてしまう。実力差があった。