格闘技徒然草

MMAを中心とした格闘技情報&観戦ブログ

UFC on FOX31:第8試合・ザク・オットー vs. ドワイト・グラント

ウェルター級。

地元エリック・コクの代役として出場するのは同じく地元ミルウォーキー出身のオットー。柔術黒帯でフィニッシュ勝利が多いが、UFCは3勝3敗で、勝ちはすべて判定の上、勝った相手はすべてリリース済み。ストラッサー起一にも判定勝ちしてリリースに追い込んでいる。

グラントはコンテンダーシリーズで勝利してこれがUFCデビュー。MMA8勝1敗だが、34歳と若くはない。バックボーンはムエタイ

パンチで出ていくグラント。距離が詰まるとクリンチアッパー連打を打ち込む。勢いに押されて下になったオットーだが、グラントは深追いせずスタンドを選択。お互いフェイントばかりでなかなかヒットがない。観客からは奇声が飛ぶ。オットーが単発の打撃を入れるが、距離がつまりグラントまたクリンチアッパー。今度はすぐに振りほどくオットー。グラントの右がヒットしたところでホーン。

1Rグラントか。

2R。プレッシャーを強めてきたグラント。パンチ連打で出ると、オットーは若干逃げ気味のタックル。切って離れるグラント。またお互いフェイントばかりでヒット数が少ない展開に。オットーがタックルを仕掛けたが切られた。グラントが出るとオットーまたタックル。受け止めたグラント。ホーン。

微妙。ブーイングも飛び出した。

3R。グラントが前に出ていくが、オットーのタックルを切れずに下になる。ハーフ。ガードに戻したグラント。ガードから立ち上がるがボディロックを放さないオットー。バックに回りテイクダウン狙い。ケージを掴みレフェリーから注意されるグラント。正対して差し返して離れたグラント。出てくるオットーにパンチを入れる。オットータックル。切れないグラントだがケージでなんとか倒れるのは防いだ。残り1分。引き剥がしたグラント。3連打を打ち込むグラント。オットーのタックルは潰される。タイムアップ。

3Rはグラントか。

判定29-28グラント、29-28オットー、29-28オットー。スプリットで地元のオットーが勝利。

まあ、明確な差がなかったのでどちらに入ってもおかしくなかったか。