格闘技徒然草

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Bellator213:セミファイナル・リョート・マチダ vs. ハファエル・カルバーリョ

ミドル級だったが、カルバーリョが0.5ポンドオーバー。キャッチウェイトに。

リョートのBellator移籍初戦。UFCではライトヘビー級王者になっている。適正階級のミドルに落としタイトル挑戦もしたが、クリス・ワイドマンに敗れている。一時は3連敗し、禁止薬物の使用で2年の出場亭もあったが、復帰すると無敗のエリク・アンダースにスプリット判定勝ち、レジェンド対決となったヴィトー・ベウフォートに前蹴りでKO勝ちして連勝でUFCとの契約を終えている。これが40歳になってからの初戦。

前王者カルバーリョはBellator王座を3度防衛したストライカーだが、5月のゲガール・ムサシ戦ではタックルでテイクダウンを奪われると逃げさせてもらえないままパウンドでKO負け。デビュー戦以来の負けとなり、この試合が再起戦となるが、計量失敗の失態。こちらは32歳。

リョートはいつもの構え。足を開いて両手を開いてそこからジャブを入れる。カルバーリョは組んでケージに押し込む。膝を入れたがローブロー。ブレイク。再開。距離をキープするリョートだが、飛び込んでパンチを入れたカルバーリョ。押し込んだ。リョート鼻血。リョート入れ替えて引き剥がす。ロー。カルバーリョもミドル。リョート飛び込んで左を入れる。リョートのハイをキャッチしてテイクダウンしたが、リョート下から殴ると足で距離を作って立った。左を入れたリョート。左ミドル。出てきたカルバーリョに左の突き。前に出て首相撲を狙ったカルバーリョだが引き剥がし、前蹴りを入れるリョート。ゴング。

1Rは僅差。ヒット数ではリョート?テイクダウンを取ったカルバーリョだがすぐ立たれている。ジョン・マッカーシーの採点はカルバーリョ10-9。

2R。カルバーリョが間合いを詰める。リョート飛び込んでアッパー。左の中段・上段の蹴りを入れる。カルバーリョも前に出てパンチを打ち込む。ケージに押し込むがブレイク。またプレスするカルバーリョ。ローを蹴るカルバーリョにリョートは右ハイ。カルバーリョ距離を詰めて右がヒット。バランスを崩し倒れたリョート。立った。リョートジャンピング前蹴りで出たが、打ち終わりにカルバーリョが出て打ち返す。

このラウンドはカルバーリョ

3R。リョートが打ち終わったところにカルバーリョが攻撃を入れるがリョートは走って距離を取り立て直す。テイクダウンを狙ったリョートだが倒せず。飛び込んだカルバーリョだがリョートなんとダブルレッグでテイクダウン。ハーフ。カルバーリョ下からキムラを仕掛けたが外れる。リョート足を抜いてマウント!残り3分。キープするリョートだが、カルバーリョ振りほどいて脱出。カルバーリョ四つに組んで押し込み膝を入れたがローブロー。再開後、四つからテイクダウンしたリョート。残り1分。カルバーリョは逃げ切り体勢。タックルから立ったカルバーリョ。リョートギロチンで引き込むが決まらず。タイムアップ。

29-28リョート、29-28カルバーリョ、29-28リョート。スプリットでリョート勝利。微妙な1Rを制したリョートが薄氷の勝利。