今月始めに行われたジョン・ジョーンズのドラッグテストで微量のクロロデヒドロメチルテストステロンが検出。検出された量は微量であり、出場停止には値しないものの、ネバダ州アスレチックコミッションがライセンスを発行しない見込みのため、急遽開催地をカリフォルニア州ロサンゼルスのザ・フォーラムに変更して行われることに。
来月予定されていて中止になったUFC233は同じロサンゼルスのホンダセンターで開催予定だった。
ラスベガスとロサンゼルスはわりと近いとはいえ、東京-大阪間よりもやや近い程度。会場のゲート収入よりPPV収益を重視するナンバーシリーズでなければありえなかっただろう。過去にはUFC12が州議会の中止命令によりオレゴン州での開催ができず、イベント当日にアラバマ州に開催地が変更となり、日本からの観戦ツアー客は、観戦のために数十万の追加料金を支払うことになっている。
また、2012年9月のUFC151は、メインでジョン・ジョーンズと対戦するダン・ヘンダーソンが負傷欠場し、代役のチェール・ソネンとの対戦をジョーンズが拒否したため、大会8日前にキャンセルとなっている。