格闘技徒然草

MMAを中心とした格闘技情報&観戦ブログ

平成最後のやれんのか!:予想と展望

第1試合・あい vs. 川村虹花

RIZINチャレンジルール女子49.25kg契約5分2R。

あいは格闘代理戦争で、川村はJEWELSで古瀬に敗れている。川村はフィジカルを武器にしている印象だがフィジカルではあいが上か。古瀬にはガードからの腕十字で敗れたあいだが、川村に下から極めるだけのスキルはなさそう。タックルを切るのも難しく、正気は薄いか。

あい判定勝ち。

第2試合・内田雄大 vs. 小西拓槙

キックルール92kg契約3分3R。

空手の実績があり、RIZIN旗揚げの100kg級トーナメントにMMAデビュー戦でいきなりリザーブマッチ出場を果たしたものの、2勝0敗のモルダフスキーにいきなり組み付かれ、文字通り何もできないまま一本負け。なんで出したが意味がわからなかった。その後海外に渡りトレーニングしていたと言うが、その間試合経験なし。モルダフスキーはその後もコンスタントに試合経験を積んでBellatorに参戦していることを考えると、本当にGPリザーバーとして選ばれるほどの逸材なら同じように経験を積んでいれば今頃トッププロモーションで戦えるくらいになっていたのでは。

そして今回はキックルール。MMAのトレーニングはしてなかったのだろうか。相手も75kgがベストの小西で、今回もやはり意図がわからない。

体格差で内田KO勝ち。

第3試合・白鳥大珠 vs. ウザ強ヨシヤ

キックルール64kg契約3分3R。

白鳥はTEAM TEPPEN所属ということで、天心のバーターでの出場なのかもしれないが、来年2月にRISEでタイトル戦が決まっているのにねじ込む必要があるのだろうか。

ウザは7月のRIZIN中井りん欠場の穴を埋めるために組まれたキックの試合に直前で出場が決まったが、階級上の海人にKO負け。今回も今月初めにREBELSの試合で敗れた後で、前回ほどではないにしろ直前オファーだろうし階級上での試合。もうちょっと条件がイーブンのカードを組めばいいのに。

白鳥KO勝ち。

第4試合・ムン・ジェフン vs. 朝倉海

61kg契約5分3R。

昨年6月にRoadFCで対戦した時にはジェフンのパンチが見えていない朝倉が一方的に打ち負けてKOされMMA初黒星を喫した。その時は明確な差があったように見えたし、1年半で埋まるようには見えなかった。ジェフンは前戦で元谷に敗れているが、打撃ではボディを効かせる場面も。打撃勝負ならまだジェフンが上だと思うが。

朝倉が勝負強さを見せてKO勝ちと予想。

第5試合・渡辺華奈 vs. 杉山しずか

57.5kg契約5分3R。

昨年末の対戦の再戦。正直、どちらもJEWELSではRIZIN再登場するほどの活躍は見せてないように思う。渡辺もデビュー2戦目の前回から劇的に変わったようには見えない。リマッチよりどちらかが中井りんと対戦するカードが見たかったが、中井りんはまだ復帰できないのか。

前回同様接戦になりそうだが渡辺の判定勝ちで。

セミファイナル・リオン武 vs. 朝倉未来

68kg契約5分3R。

朝倉は相手に断られ続けて試合が決まらなかったとのこと。68kg契約になったのはリオンが突然の試合決定で減量が難しかったからか。コンディションも含めて厳しい試合になりそう。

朝倉KO勝ち。

メインイベント・川尻達也 vs. 北岡悟

70kg契約5分3R。

川尻は7年半ぶりのライト級復帰。ライト級時代はどちらかといえばストライカーだったが、フェザーに落としてからはスタンドの打撃の比率が減っている。フェザー級時代はKO勝利がなく、そのかわりにフィジカルを活かした押さえ込みの力強さが増している。今回久々のライト級での試合だが、現在のライト級での実力が未知数。コンディション的にも、階級を上げて以前と同じ動きができるかどうかわからない。スタイルはフェザー級時代と同じでいくのか、ライト級時代の打撃勝負のスタイルに戻すのか。スタイルチェンジは眼疾を負ったことも関係しているし、テイクダウン勝負で来るか。

北岡は最近パンチの被弾が多くなっているだけに、川尻が打撃で来る方が厳しくなるかもしれない。テイクダウンで固める展開になれば、序盤は守勢に回るかもしれないが、階級を変えての最初の試合で川尻がペースを間違えれば、後半は形勢が変わってくる。

31日朝9時開始。速報します。