格闘技徒然草

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UFC on ESPN+1:第3試合・デニス・バミューデス vs. ティー・エドワーズ

ライト級。

地元ニューヨーク出身のバミューデスは2011年にTUFに参加して以来ずっとフェザー級で戦ってきていたが、現在4連敗中でライト級に階級を上げる。ただし、ここ3戦の負けはすべてスプリット判定。フェザー級でも特に大きくないが、ライト級でどれくらいのパフォーマンスを出せるのか。まだ32歳で老け込む年ではないが、さすがに5連敗だとリリースだろう。

バミューデス同様レスリングがバックボーンのエドワーズはコンテンダーシリーズで勝利して昨年10月にUFCデビューしたが、同じくUFCデビュー戦のドン・マッジに打撃を打ち込まれる展開で、2RにハイキックでKO負け。バミューデスはこのクラスの相手にアンダードッグというのは厳しい。

体が絞れていないように見えるバミューデス。組んで押し込んだ。エドワーズ引き剥がして左ハイ。バミューデスのローをキャッチすると今度は右ハイ。ニータップからパンチを打ち込んだエドワーズ。バミューデス一瞬崩れたがすぐ立った。バミューデスがシングルレッグからアンクルピックで倒そうとしたが倒せず。またシングルレッグ。しつこくクラッチするが倒せず。離れ際にパンチを打ち込んだ。またタックル。倒せず。しかしケージに詰めるとパンチを入れていく。頭を振ってかわすエドワーズだがそこにタックル。ついにテイクダウン。残り1分。ハーフから肘を入れていく。ホーン。

手数は微妙でパンチを貰いダウン気味に倒れたバミューデスだが終盤の印象で1Rは取ったか。

2R。バミューデスすぐシングルレッグ。テイクダウン。ハーフ。キムラに捕らえながらパスしてサイド。ストレートアームバーを狙う。頭をまたいで極めにいくが浅い。エドワーズが亀になりがぶるバミューデスだが立たれた。カーフキックを入れたバミューデス。エドワーズはちょっと疲れたか。バミューデスがパンチを入れていく。パンチからシングルレッグ。簡単に倒されたエドワーズ。スタミナも切れているか。バミューデスはハーフから肘・パウンド。ホーン。

2Rバミューデス。

3R。バミューデスシングルレッグで倒した。がぶったバミューデスはアナコンダチョーク。アームインギロチン。決まらないが上になるとハーフからマウントへ。パウンドを打ち込む。エドワーズもう凌ぐので精一杯だがまだ2分ある。パウンド・肘。ハイマウントになると腕十字へ。しかし抜けた。立たれる。残り1分。またシングルレッグ。倒されるエドワーズ。後半ほとんどタックルを切れなくなった。ハーフから肘で削るバミューデス。アメリカーナを狙う。しかし決まらず。外れたところでエドワーズのパンチ連打をもらった。タイムアップ。

三者フルマークでバミューデス勝利。

連敗を止めたバミューデスは感極まりインタビューで涙ぐむ。しかしやはりサイズ的にライト級は厳しいか。と思ったらこれで引退とのこと。グローブをオクタゴンに置いて去るバミューデス。まだ32歳になったばかりで早すぎると思ったが、本人の決断なので仕方がない。