格闘技徒然草

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UFC on ESPN+1:第6試合・ジョアン・カルダーウッド vs. アリアネ・リプスキ

女子フライ級。カルダーウッドはランキング10位。

キックがバックボーンのカルダーウッド。UFCでは3勝3敗だったが、前回からフライ級に本格転向。カリンドラ・ファリアにテイクダウンを奪われるとリカバリーもなく下のままだったが、1R残り3秒で三角でタップを奪った。寝技にも成長が見える。

ブラジルのリプスキはこれがUFC初参戦。シュートボクセ出身で、荒々しい打撃が武器。キャリア序盤に3敗したが、そこから9連勝中。ポーランドのKSWで女子フライ級王座を獲得し、2度防衛している。初参戦ながらランカーのカルダーウッド相手にフェイバリットという高評価。

パンチ連打を打ち込むリプスキ。カルダーウッドは首相撲に捕らえるが、ケージに押し込むリプスキ。離れたがカルダーウッドがタックルに。組んで外掛けテイクダウン。ハーフからパウンドで削るカルダーウッド。バックに回りフェイスロックを狙うが正対してハーフに戻したリプスキ。ディープハーフからスイープを狙うがこらえて肘を入れるカルダーウッド。ニアマウントに。肩固めをセットアップ。自分の足を抱えてディフェンスしたリプスキ。亀になり立とうとしたが、カルダーウッドが両足をフックしバックマウント完成。パウンドを打ち込むカルダーウッド。バックから腕十字に移行。クラッチして耐えるリプスキ。パンチを打ち込みクラッチを切ろうとするがホーン。

1Rカルダーウッド。リプスキ、グラウンドはあまりうまくない模様。

2R。荒っぽいパンチを打ち込むリプスキ。ワンツー、左ハイ。手数は出しているがカルダーウッド下がらず打ち返す。カルダーウッドはやや口が開いている。タックル。切ったリプスキ。ワンツー、ミドルを入れるリプスキ。カルダーウッドが組んでケージに押し込む。ボディに膝。肘。抜け出せないリプスキだが残り10秒でカルダーウッド離れた。ホーン。

2R終盤の印象でカルダーウッド。

3R。前に出ていくリプスキだがカルダーウッドも打撃を入れていく。カルダーウッドバック肘。間合いを詰めたリプスキだがカルダーウッドは首相撲。リプスキ強引に首投げで投げた。サイド。マウントを狙ったが不用意なムーブでガードに戻される。ハイガードから三角を狙うカルダーウッド。腕十字へ。またクラッチで耐えるリプスキ。しかし仰向けに倒された。足を頭に絡めて防いでいるリプスキだが足が外れる。肘を抜いて外した。またガードに戻る。またハイガードから腕十字。時間がない。ホーン。

3Rはカルダーウッドの腕十字の仕掛けがどこまで評価されるか。

30-26×2、30-27の3-0でカルダーウッド勝利。

初参戦ながら評価は高かったリプスキだが、あのグラウンドの実力では得意の打撃も活かしきれない。