格闘技徒然草

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UFC on ESPN+1:セミファイナル・グレッグ・ハーディ vs. アレン・クラウダー

ヘビー級。

NFLプレイヤーだが、DVやコカイン所持で逮捕されたり等の問題児で、2015年を最後にチームが再契約を結ばず、その後MMAに転向。ここまでアマ3試合・プロ3試合のすべてで1RKO勝ち。それどころか、1分を超えたのもアマ時代の1度しかない。まだ30歳。しかし、ここまでは同じ程度の戦績の相手ばかりで、今回が初めてキャリアのある相手との対戦となる。

相手のプリティボーイ・クラウダーは一昨年8月のコンテンダーシリーズで勝利し、12月にデビューしたものの、ジャスティン・ウィリスに1RKO負けして実力を見せるには至らなかった。ここまで9勝中判定は1回だけだが、ヘビー級のローカル戦績としては普通。昨年は怪我で試合をしておらず、1年以上ぶりの復帰戦となる。もちろん、相手がハーディでなければセミ扱いはなかっただろう。

 パンチで出ていくハーディにクラウダーの左がヒット。しかしひるまずパンチを打ち込んでいくハーディ。クラウダー組んで押し込み投げを狙うがこらえたハーディは引き剥がすとパンチを入れる。クラウダーもパンチを打ち返す。ハーディのパンチをかいくぐってタックルに入るが切られたクラウダー。またタックルに来たのを切って膝。しかしクラウダー押し込むとテイクダウン!初めて下になったハーディ。過去最長の試合時間に。ケージを使って立とうとするハーディ。しかしまた倒され寝かされた。サイド。マット・ヒュームポジション。ケージを蹴って亀になろうとするハーディ。させまいとしたクラウダーだが立たれた。押し込むハーディにギロチンで引き込むクラウダー。が、首が抜けて下に落ちた。ガードで上になったハーディだがパウンドを打たない。疲れているのか?パウンドを入れるとクラウダーが三角に。担ぎパスで外したハーディ。立ったところで右を打ち込むハーディ。ホーン。

1Rハーディ。しかし疲れが見える。

2R。足が動いていないハーディ。スーパーマンパンチを入れた。クラウダーはスタミナに余裕がある。ワンツーを出したハーディ。クラウダーも自分からは仕掛けず、ハーディが単発でパンチを出していく。何事か挑発しているクラウダー。クラウダーパンチで出るとハーディ後退。ハーディタックル。切られた。片膝ついたクラウダーの顔面に膝を入れてしまうハーディ。タイムストップ。

試合終了。クラウダー反則勝ち。

ハーディ反則負け。最低限のルールはわかっているはずだと思うが。経験不足を露呈したが、キャリアからすればまだ伸びしろはあるので今後に期待。