修斗とONE Championshipの新たな取り組み(一部)
- 2019年1月以降に新たにプロフェッショナル修斗世界王者を戴冠した選手は、自動的に「ONE Championship」の契約選手になることができます。
- 全日本アマチュア修斗選手権の優勝者は1年間、シンガポールに拠点を置くメガジム「EVOLVE」へ、奨学生として招聘されます。
- 「ONE Championship」は、今回のパートナーシップを契機に、修斗の興行をサポート。同時にマーケティング/プロモーション/経営などのノウハウを提供します。
- 修斗は今後行われる「ONE Championship」日本大会開催をサポートする他、引き続き選手スカウティングや推薦などを積極的に行なっていきます
1.27後楽園大会も「SHOOTO 30th ANNIVERSARY TOUR 開幕戦 Supported by ONEChampionship」となるとのこと。今大会はすでに発表済みだが、今後はONEの資金が入るということか?
王者がONEと契約できると言っても、修斗王者クラスならもともとONEに出場するレベルは余裕でクリアしていたし、UFCと比べると契約にそれほど特別感はない。この提携で今後パンクラスやDEEPからはONEに参戦できないということもないだろう(ONEにとっては損しかない)。
修斗に限らずローカルイベントの王者は海外やRIZIN参戦などの次のステップを目指すのが一般的だったが、プロモーション側から積極的に次のルートを提示されるのは珍しい。しかし王者がすべてONEに行くことになったら、今後修斗でタイトル防衛戦をしたいという王者はいるのだろうか。提携をWin-Winにするためには、ONEからも修斗のリング(ケージ)を盛り上げる選手の派遣を期待したいところ。