格闘技徒然草

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UFC on ESPN+2:第1試合・ マゴメド・ビブラトフ vs. ホジェリオ・ボントリン

フライ級。ビブラトフはランキング11位。今のところスケジュールされている数少ないフライ級の試合。両者ともフライ級では減量の心配があるのでフライ級にする意味はないと思うが。案の定、ビブラトフが1ポンドオーバー。

元WSOFフライ級王者のマゴメド・ビブラトフはUFC初戦はジェネル・ラウサにテイクダウンからのパウンドで判定勝ちしたが、2戦目はジョン・モラガにパンチでフラッシュ気味のダウンを喫して試合を止められMMA初黒星。昨年4月に佐々木憂流迦戦が組まれていたが、計量当日に負傷欠場した。実は体重を大幅オーバーしていたという話もある。

ボントリンはパンクラスでの春日井戦では体重オーバーで腕十字でタップアウトしたものの結果はノーコンテストグランドスラムで田中路教とバンタム級で対戦したが、3RチョークでMMA初黒星を喫した。昨年のコンテンダーシリーズ・ブラジルで勝利しUFCと契約。

間合いを詰めるビブラトフ。ミドルを入れたがボントリンが組み付く。四つからテイクダウンを狙ったもののビブラトフが投げてテイクダウン。オモプラッタを仕掛ける盆とりん。ビブラトフが腕を抜いて立った。スタンドに。ビブラトフのミドルをキャッチしたボントリンが軸足を刈ってテイクダウンすると一気にバックマウント!チョークを狙う。腕を掴んで防いでいるビブラトフ。喉元に腕が入っているが、なんとか正対して外した。ビブラトフのガードに。後転して立ったビブラトフ。ボディブローからミドルを入れてちょっと体をかがめたボントリン。さらにボディを打ち込んでいくビブラトフ。ボントリンがタックルに入るが受け止めてまたボディ。ホーン。

1Rは判断が分かれるラウンド。ボントリンのテイクダウンからのチョークはフィニッシュに近かったかもしれないが、与えたダメージは明らかにビブラトフ。

2R。四つに組んだビブラトフ。ボントリンが押し込もうとするが引き剥がした。オーバーハンドの右を打ち込んだビブラトフ。また四つに。ボディに膝を入れたボントリン。ビブラトフが投げを狙うが倒せず。ビブラトフがショーツを掴んでいたとのことでレフェリーから注意。サイドキックを腹に入れたビブラトフ。さらにパンチがヒット。ボントリンがオーバーハンドの左を当てた。ビブラトフが四つに組んでテイクダウン。パウンド。すきを見て立ったボントリン。右フックを入れたボントリン。ビブラトフのバックキックがまたボディに入る。ホーン。

2Rビブラトフ。

3R。ボントリンが前に出てパンチを入れていく。ビブラトフは下がるがここまで2R取っているという計算なのか。ビブラトフ右ハイ。逆にパンチで出たビブラトフがタックルにつなげた。ケージに押し込むビブラトフ。四つから膝を入れるボントリン。ビブラトフ離れた。パンチを打ち込むビブラトフ。パンチからタックルへつなげる。ボントリン受け止めて逆にテイクダウン狙い。こらえたビブラトフ。投げの打ち合いからバックに回ったボントリン。バックマウントからチョーク。しかし防がれている。タイムアップ。

3Rビブラトフか。

判定割れた。29-28、28-29、29-28の3-0でボントリン勝利。