格闘技徒然草

MMAを中心とした格闘技情報&観戦ブログ

UFC on ESPN+4:オッズ/予想と展望

デリック・ルイス 2.95
ジュニオール・ドス・サントス 1.43
エリゼウ・ザレスキ・ドス・サントス 1.91
カーティス・ミレンダー 1.91
ティム・ミーンズ 1.50
ニコ・プライス 2.70
ブラゴイ・イワノフ 1.74
ベン・ロズウェル 2.15
ベネイル・ダリウシュ 1.57
ドリュー・ドーバー 2.55
ティム・ボッシュ 2.25
オマリー・アクメドフ 1.69
アンソニー・ロコ・マーティン 1.50
セルジオ・モラエス 2.70
マリオン・ルノー 2.45
ヤナ・クニツカヤ 1.61
グラント・ドーソン 1.53
ジュリアン・エロサ 2.65
モーリス・グリーン 2.80
ジェフ・ヒューズ 1.45
ルイス・スモルカ 2.00
マット・シュネル 1.83
アレックス・モロノ 1.43
ザク・オットー 2.90
アレックス・ホワイト 1.53
ダン・モレット 2.65

メインはヘビー級。前回、ナンバーシリーズのメインで行われるタイトルマッチが決まらなかったことで、急遽わずか1ヶ月のインターバルでダニエル・コーミエへのタイトル挑戦が決まったデリック・ルイスだが、コーミエがテイクダウンで攻めると、下になり為す術なくコントロールされ、持ち味を一切出せないままチョークで一本負け。技術的に上回る打撃を持っている相手にも、一発のパンチで試合を引っくり返す力があるが、その展開にさせてもらえなかった。

今回の相手JDSは、汚染されたサプリメントによる薬物検査陽性での出場停止から2連勝中。ボクシングが武器で、柔術も黒帯だが、あまりテイクダウンに行くことはない。しかし、前回のタイ・ツイバサ戦では、ローを効かされたこともあり、珍しくタックルを仕掛けていた。最後はパンチでダウンを奪いマウントからのパウンドでKO。

普段はあまりテイクダウンしないJDSだが、ルイスにあれだけ大きい穴があるなら話は別。また、打撃戦でもブラゴイ・イワノフ戦のように、打ち合わずポイントを稼ぐ打撃しかしてこないかもしれない。これまでのルイスは相手がルイスのパンチの技術を舐めて打ち合いに来てくれたが、今後は自分の展開にさせてくれない相手にどう戦うかという戦術が必要になってくるかもしれない。

JDS判定勝ち。

メインカードにはJDSUFCデビュー戦で対戦した元WSOF王者・戦極ファイター・コンバットサンボでヒョードルを破ったイワノフも出場。相手は禁止薬物使用による2年の出場停止明けとなるベン・ロズウェルロズウェルは約3年ぶりの試合となるが、こちらも最後の相手はJDS。試合展開も同じようにロズウェルが前に出ていくがかわされるという展開だった。

JDSに敗れるまでは4連勝中だったロズウェルだが、勝った相手はブランドン・ヴェラ、アリスター、ミトリオン、ジョシュと、4人中3人が他団体に転出。新陳代謝が進まなかったヘビー級も、急速にメンバーが入れ替わってきている。

オッズはブランクも考慮されたのかロズウェル優勢。お互いが前に出ていく展開になれば噛み合いそうだが。イワノフKO勝ちと予想。

第1試合開始は10日朝7時。速報します。