格闘技徒然草

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UFC on ESPN+6:第4試合・アレクシス・デイヴィス vs. ジェニファー・マイア

女子フライ級。デイヴィス5位。

柔術黒帯のグラップラーデイヴィスはバンタム級でロンダのタイトルに挑戦したが16秒でKO負け。産休を挟み復帰した後、フライ級に落とすと、ここまでは元バンタム級の選手とのみ対戦し1勝1敗。

シュートボクセ所属のマイアはInvictaでフライ級王座を獲得。UFC女子フライ級王座決定戦に出場したロクサン・モダフェリ相手にスプリット判定ながら防衛にも成功している。昨年7月にUFCデビューを果たしたものの、デイヴィスに負けているリズ・カモーシェに判定負け。カモーシェ戦ではテイクダウンを6回も奪われるなどTDDに難がある印象で、スタンドでもケージに押し込むくらいしかできなかった。

マイアがワンツーを出していくがデイヴィスがパンチから組んでボディロック。ケージに押し込む。膝を入れながら投げを狙う。離れた。パンチから首相撲に捕らえたマイアだが、そのまま押し込まれ両脇を差される。背中でクラッチしたデイヴィスだが差し返して外したマイア。パンチ連打で引き剥がすと連打を打ち込む。組みに来たデイヴィスにクリンチアッパー連打。デイヴィスタックル。切ったマイア。デイヴィス引き込むが立たせるマイア。マイアがパンチを打ち込んで攻勢。デイヴィスが組んで押し込んだがマイアが入れ替えて逆に押し込み。頭を付けて押し込みながら殴るマイア。デイヴィス押し込まれたまま1R終了。

1Rマイア。

2R。前に出てきたデイヴィスにパンチを合わせるマイア。デイヴィスはマイアのミドルをキャッチしてテイクダウン。サイド。すぐにマウントへ。がっちり押さえ込んで殴るデイヴィス。なんとか片足を絡んでハーフにしたマイア。ハーフからアメリカーナを狙うデイヴィスだが防いだマイア。しかしディフェンスだけでリカバリーがない。ハーフからパウンドをもらう。残り1分。結局したから抱えるだけのマイア。そのまま時間が過ぎてホーン。

2Rデイヴィス。マイア、下になるとディフェンスに専念してしまい、逃げる動きがなかったのでそのままラウンドを落としてしまった。

3R。スタンドで距離をキープしパンチを入れていくマイア。左がヒットしたが足をかけて倒したデイヴィス。しかしマイアは押さえ込まれる前に立った。マイアが打撃のヒット数で上回るものの、ほぼ互角の展開のまま残り1分。右が相打ち。残り30秒で組み付いたデイヴィスだが、マイアはケージで耐えて入れ替えるとパンチを打ち込んだ。タイムアップ。

3R次第。

三者29-28でマイア勝利。UFC初勝利を上げると同時に、ランキング5位を下して一気に上位ランキング入りか。

メディアのジャッジはマイア支持が多いが割れている。

http://mmadecisions.com/decision/9917/Jennifer-Maia-vs-Alexis-Davis