格闘技徒然草

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UFC on ESPN+6:メインイベント・スティーブン・トンプソン vs. アンソニー・ペティス

ウェルター級5分5R。ランキング3位トンプソン。ペティスはライト級の8位。

アメリカン・ケンポー・カラテのバックボーンがあるトンプソンはタイロン・ウッドリーのタイトルに挑戦したが、両者消極的な展開でウッドリーがドロー防衛。ダイレクトリマッチでもまた攻め手が少ない試合展開になり今度は0-2の判定負け。次戦のマスヴィダル戦はダウンを奪い判定勝ち。前戦のダレン・ティル戦は両者踏み込めない試合となり、判定で敗れたものの、ティルは計量で体重オーバーした上に、メディアのジャッジではトンプソン支持が多かった。

ライト級王者ペティスは2014年にギルバート・メレンデスからタップアウト勝利した頃がキャリアハイ。その後は3連敗もあり3勝6敗。しかし、昨年はマイケル・キエサ戦で久々の完勝、トニー・ファーガソン戦は拳の負傷により敗れたものの、2Rにダウンを奪いファーガソンをあと一歩まで追い込んだ。が、フェザー級にも落とせるペティスはウェルター級では体格の不利が大きい。

ミドルを入れたトンプソン。いつもの半身の構え。ペティスはどんどん前に詰めていく。ミドルを入れた。トンプソンもハイを返す。ローの蹴り合い。ペティストラースキック。トンプソンはパンチから蹴りのコンボ。ハイをかわされたペティスがそのままバックスピンキックを放つが空振りしてバランスを崩す。ペティス出ていくが間合いが詰まるとトンプソンがパンチを入れるので手数はトンプソンが上。残り1分。トンプソンバックスピンキック。パンチが交錯。トンプソンの前蹴りが三日月気味にボディにヒット。残り10秒になりペティス飛び込むがかわされホーン。

1Rトンプソン。

2R。前に詰めていくペティスだが、トンプソンが距離を取り打撃を入れていく展開が続く。トンプソンがワンツーで下がらせる。ジャブ、ワンツー。ペティス出られなくなってきた。残り10秒でペティスがスーパーマンパンチ!アゴにもらったトンプソンが仰向けで失神!パウンド!KO!!

ペティス、ウェルター級初戦でランキング3位を撃破。