格闘技徒然草

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UFC on ESPN2:第5試合・エンリケ・バルゾラ vs. ケビン・アギラー

フェザー級

TUFラテンアメリカ2ウィナーでペルー出身のバルゾラはTUF後の初戦で疑惑の判定負けを喫したが、そこから4連勝中。しかし前座でしか組まれていない。レスリング、ルタ・リーブリがバックボーンで、UFCでは1試合平均6回テイクダウンを奪っているが、UFCでの試合はすべて判定。

昨年7月にコンテンダーシリーズで勝利し、12月に負傷選手の代役としてUFCと契約したアギラー。その試合ではWSOFフェザー級王者のリック・グレンに3Rにパンチでダウンを奪いKO寸前まで追い込んでの判定勝ち。

見合いから飛び膝で牽制するバルゾラ。両者なかなか間合いに入らない。ローの蹴り合いからアギラーがローブロー。再開。遠い間合いで蹴り合い。間合いを詰めていくバルゾラ。アギラーは距離をキープしつつ、バルゾラが近づくとパンチを入れる。前に出ていくのはバルゾラだが先に打撃を入れられている。残り1分で初めて組み付いたバルゾラだがアギラーが引き剥がした。アギラーがパンチを入れていく展開。バルゾラはロー。残りわずかでまたタックルに入るバルゾラだが切られた。ホーン。

1Rアギラー。

2R。詰めていくアギラーだが先にパンチをもらっている。シングルレッグ。切ったアギラー。またシングルレッグ。持ち上げて投げたが着地され倒せず。組みたいバルゾラがパンチからタックルにつなぐが切られ続ける。切って打撃を入れ続けるアギラー。バルゾラ、間合いを詰めアッパー。しかしアギラーは膝を返す。またタックルに入るバルゾラだが切られた。残り10秒でまたタックル。今度は深く入ったがケージで耐えるアギラー。ホーン。

2Rアギラー。

3R。間合いを詰めるバルゾラにアギラーが距離を取りつつパンチを入れる展開が続く。単調な展開に会場からは奇声が飛び交う。バルゾラがパンチのコンボから組み付くことに成功したが引き剥がされた。またパンチから組んでケージに押し込むバルゾラ。すぐ引き剥がされる。プレッシャーはかけるが手数で負けているバルゾラ。パンチの連打からまたタックル。また切られる。時間がない。最後の打ち合いではバルゾラもいいパンチや飛び膝が入っていたがタイムアップ。

判定三者フルマークでアギラー勝利。

バルゾラのタックルを切り続けて完勝。バルゾラはいい打撃が入る場面もあったがテイクダウンにこだわりすぎたか。