格闘技徒然草

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UFC on ESPN+7:第2試合・ガジムラッド・アンティグロフ vs. ミハエル・オレクシェイチュク

ライトヘビー級。

ロシア・ダゲスタン共和国出身のアンティグロフは元ACBライトヘビー級王者。MMA20勝中15の一本勝ちがあり、判定はわずかに1回。UFCデビューからも2連続一本勝ちでランキングにも入ったが、前回はイオン・クテラバ相手にしつこくテイクダウンを繰り返すも立たれてボディに膝をもらい失速し、最後はパンチ連打でKO負けしてしまった。

ポーランドのオレクシェイチュクはストライカー。UFCデビュー戦で同じくストライカーのカリル・ラウントリー相手に打撃勝負し、スタミナ切れしたラウントリー相手に判定で完勝。しかし試合後に禁止薬物が検出されノーコンテストに。今年2月の処分明けでの試合では、ジャン・ヴィランテ相手にボディブロー一発でKO勝ち。

ひたすら右の連打で出ていくアンティグロフ。右一辺倒で突進。オレクシェイチュクは下がりながら左フックでダウンを奪う。アンティグロフタックルで凌ぐとすぐに立つがオレクシェイチュクのパンチでまたダウン!すぐ立つとまた突進して右の連打。またカウンターのアッパーでダウンするオレクシェイチュク。パウンド!KO!

突進から右を打ち込み続けるという玉砕ファイトを見せたアンティグロフだが文字通り玉砕してしまった。オレクシェイチュクのカウンターが的確だった。