格闘技徒然草

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Bellator220:メインイベント・ローリー・マクドナルド vs. ジョン・フィッチ

ウェルター級タイトルマッチ&ウェルター級トーナメント一回戦。

ミドル級王者ムサシに挑戦するもいいところなく完敗したマクドナルドが仕切り直しで本来のウェルター級に戻しての再起戦がウェルター級王座の防衛戦かつトーナメント一回戦の舞台に。

フィッチはUFCリリース後、WSOFでまさかの秒殺一本負けを喫したが、持ち味の塩漬けスタイルでついにタイトルを獲得。昨年5月のBellator初戦はポール・デイリーに判定勝ち。41歳。

いきなり間合いを詰めるローリー。右がヒット。フィッチタックルに。ケージでこらえるローリー。ブラウン肘。シングルレッグで尻餅をつかせたフィッチ。ローリーケージで立つとキムラに捕らえる。外れた。離れ際にパンチを打ち込むローリー。すぐ出てパンチ・ハイを入れるローリー。フィッチのタックルを切る。パンチを入れていく。右がヒット。間合いを詰める。ケージを背負ったフィッチ。ローリーが出たところにカウンターのタックル。テイクダウン。ローリーは下からラバーで固定。こつこつパウンドを入れるフィッチ。ゴング。

1Rは僅差か。

2R。フィッチタックル。ローリーは倒された勢いでスイープを狙い、返せなかったものの立った。しかしフィッチまたタックル。ケージに押し込みシングルレッグ。スタンドでローリーのつま先を取ってバックを狙う。足を引き抜いたローリー。左ハイがヒット。フィッチがキャッチするが倒せず。ケージを背負うフィッチにパンチを入れるローリー。タックルを切る。フィッチはケージ際から出られない。ローリーの右がヒット。フィッチタックル。切られた。ローリーもフィッチのタックルを警戒してか手数が少ない。フィッチがパンチからタックル。テイクダウン。しかしすぐに立つローリー。フィッチはスタンドでバックについているがクラッチを切ったローリー。そこにハイを入れたフィッチだが、それをキャッチしたローリーがテイクダウン。肘を入れるローリー。ゴング。

2Rローリー。

3R。タックルにミドルをもらったフィッチだが、そのまま組み付いていく。切ったフィッチにさらにタックル。テイクダウン。パウンド。パウンドを入れるフィッチ。ガードで立てないローリー。背中を見せて立とうとしたが潰されまた下に。フィッチはパウンド・肘を入れ続ける。ローリー、下から腕十字。しかし肘を抜いて防いだフィッチ。ダメージはないもののパウンドを打たれ続けるローリー。立たせてもらえないままゴング。

3Rは完全にフィッチのラウンド。

4R。フィッチのタックルを切ったローリー。ハイキックを打ち込んだがフィッチもらったもののキャッチしてタックル。ローリー肘連打。引き剥がしてパンチを入れるとフィッチはアンクルピックで倒しに行く。鉄槌で削るフィッチ。スイッチしようとしたローリーだがフィッチが上を取る。しかし今度はすぐ立った。フィッチまたタックル。切りきれず下になったローリーに対し、フィッチはこつこつパウンドを落とし続ける。ハイガードを取るローリーだが密着されて仕掛けられず。残り10秒になってからブレイクがかかるがゴング。

4R、フィッチの塩漬けとその前のローリーの打撃のどちらを取るか、これも微妙なラウンド。

5R。フィッチタックル。切ったローリー。しかしまたタックル。ローリーはキムラを狙うが潰されて下になってしまう。しかし三角のロック。が、密着して外しに行くフィッチ。解除。またインサイドからパウンド。ローリーバタフライから上半身を起こしたが、フィッチ押さえ込み立たせない。ハーフからこつこつ殴り続けるフィッチ。立ったローリー。なおもテイクダウンを狙うフィッチ。こらえたがタイムアップ。

5Rフィッチ。確実なのは2・3・5R。4Rはローリーかもしれない。1R次第か。

48-46フィッチ、47-47のマジョリティドロー。タイトルは防衛したローリーだが、トーナメントは?

ローリーが準決勝進出になった模様。トーナメントルールで王者はドローでも勝ち上がり?6月14日MSG大会のネイマン・グレイシー戦が正式発表。この試合もウェルター級タイトルマッチとなる。

負けたがザ・フィッチというような完全な試合でフィッチはやりきった。

試合のジャッジペーパーが公開。3Rにドミネイトしたフィッチに三者とも10-8をつけており、4Rフィッチに入れたジャッジが48-46、ローリーに入れたジャッジがドローになっった。

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