格闘技徒然草

MMAを中心とした格闘技情報&観戦ブログ

UFC237:オッズ/予想と展望

ローズ・ナマユナス 2.15
ジェシカ・アンドラ1.74
ジャレッド・キャノニア 1.67
アンデウソン・シウバ 2.30
ジョゼ・アルド 1.67
アレクサンダー・ヴォルカノフスキー 2.30
アゴ・アウベス 1.95
ラウレアノ・スタロポリ 1.87
フランシスコ・トリナウド 2.45
ディエゴ・フェレイラ 1.61
アントニオ・ホジェリオ・ノゲイラ 2.35
ライアン・スパン 1.65
アゴ・モイゼス 1.69
カート・ホロボウ 2.25
アイリーン・アルダナ 1.34
ベチ・コヘイア 3.45
BJ・ペン 5.20
クレイ・グイダ 1.19
ルアナ・カロリーナ 1.59
プリシラ・カショエイラ 2.50
ラオーニ・バルセロス 1.18
カーロス・フアチン 5.25
ワーレイ・アウベス 1.69
セルジオ・モラエス 2.25
タリタ・ベルナルド 1.20
メリッサ・ガ4.90

メインはナマユナス2度目の防衛戦。絶対王者と言われていたヨアンナからKOでアップセット勝利し、ダイレクトリマッチでも互角に渡り合って接戦ながら判定勝ちしたナマユナスだが、3戦連続のアンダードッグに。

アンドラジはストロー級ではここまで6勝1敗で、唯一の敗戦がヨアンナのタイトルに挑戦し判定負けした試合。バンタムから2階級落としてきたフィジカルが武器。前回はカロリーナ・コバケビッチを荒っぽくパワフルな打撃で1RKOして見せた。

ナマユナスはそのコバケビッチにスプリット判定負けしているのと、アンドラジのホームということもあってのオッズか。ヨアンナ相手に打ち合えるほどボクシング技術が向上しているナマユナスだが、ヨアンナにはない一発の重さがアンドラジにはある。技術をパワーでねじ伏せてしまうのでは。

アンドラジKO勝ち。

セミ以下にはアンデウソン・シウバジョゼ・アルドアントニオ・ホジェリオ・ノゲイラ、BJ・ペンと、将来の殿堂入りが確実視されている(ペンはすでに殿堂入り)選手がズラリと登場。しかし、アルド以外はアンダードッグというのが現実。

2月に現暫定王者アデサニヤとアメージングな打撃戦を見せたアンデウソンはUFC4勝4敗のキャノニアと対戦。UFCデビューはヘビー級で、ライトヘビーに落としても中堅だったキャノニアだが、前回からミドル級に落とすといきなりランカーのデイヴィッド・ブランチにアップセット勝利。ランキング入りしたものの、知名度があるとは言えない。アンデウソンほどの立場なら、もっとレジェンド枠の試合でも良いのでは。先月44歳になったアンデウソン。ブラジルでの試合は最後になってもおかしくない。

ホジェリオは来月43歳になる。UFC在籍11年で11試合目という試合の少なさから、ダメージの蓄積それほどでもないのかもしれないが、打たれ弱くはなってきている。最近はすっかりボクサーになり、一本勝ち(6回)よりもKO勝ち(8回)の方が多い。

相手のスパンは15勝中10の一本勝ちがあるグラップラーだが、UFC戦績はまだ1勝0敗。さすがにホジェリオが一本取られるとは思えないが、この戦績の相手にアンダードッグというのは厳しい。

40歳になったペンはUFC最多の6連敗中。前回はライアンホールの足関で秒殺一本負け。体の衰えだけでなく、技術的にも上を行かれるショッキングな負け方。相手のグイダもキャリア終盤に差し掛かっているが、そのグイダ相手に今大会一番のアンダードッグになってしまっている。

40代の先輩方と違い、アルドはまだ現在ランキング1位だが、年内での引退を公言している。まだ32歳。ここ2戦はジェレミー・スティーブンス、ヘナート・モイカノをKOしボーナス獲得。まだトップレベルの力があることを示している。

相手はフェザー級版のヌルマゴとも言うべきテイクダウン力のあるランキング4位のヴォルカノフスキー。これ以上なく厳しい相手ではあるが、この相手にも勝つようなら、引退撤回して再度タイトル挑戦を目指して欲しい。

第1試合開始は12日朝7時15分から。メインカードは11時より。また、Bellator221の中継とバッティングしている。

速報します。