格闘技徒然草

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UFC on ESPN+10:第6試合・デスモンド・グリーン vs. シャルル・ジョーダイン

ライト級。

D-1レスラーのグリーンは打撃で勝負するスタイルだが、KO率は低く、30戦のうち21試合が判定決着。UFCでもデビューから5戦は判定だったが、前回はベテランのロス・ピアソンにパンチを効かせて初のKO勝ち。会場のあるローチェスター出身で、高校・大学もニューヨークの生粋の地元ファイター。

カナダのジョーダインはUFCデビュー戦。今大会最年少の23歳でMMA9勝1敗。9勝はすべてフィニッシュ勝利。カナダのローカルイベントTKOのフェザー級タイトル戦線で活躍していたが、先月の試合で初めてライト級に上げると王座決定戦で勝利しタイトル獲得。ストライカーだがテイクダウンディフェンスに難があるため、グリーンとは相性が悪い。

パンチで出るジョーダイン。グリーンは距離を取りながらジャブを返す。地元の観客の大声援に後押しされるグリーンがジャブからワンツー。さらにクリンチしてボディにパンチ連打。グリーン出ていく。ジョーダイン飛び膝。出てきたところをグリーンが組んでテイクダウン。パウンド。殴られ続けるジョーダイン、背中を見せて立った。振りほどいて離れる。パンチで出ていくがホーン。

1Rグリーン。

2R。ローの連打を入れるジョーダインにグリーンは左を打ち込む。ジョーダイン足をかけて倒したがグリーンすぐ立って離れる。ワンツーを入れるグリーン。ジョーダインの飛び膝にパンチを合わせるグリーン。ワンツーから出てボディ連打を入れる。ジョーダイン右ボディ。また右ボディからロー。飛び込んでの攻撃を狙うジョーダインだがグリーンが距離を取り入らせない。カウンターの右がヒット。ホーン。

2Rはそこまで差がない。

3R。グリーンワンツーからボディ連打を入れる。ジョーダインも前に出てきた。グリーンは後退し距離を取る。グリーンテンカオ。出るジョーダインだが手数がほしい。前に出たところでグリーンがカウンターのタックルでテイクダウン。背中を向けて立ち正対したが、すぐそのままテイクダウンするグリーン。また背中を向けて立つジョーダイン。すぐまた倒したグリーン。また立つと今度は振りほどいて離れたジョーダイン。グリーンは勝ち逃げで距離を取る。ダッシュして追いかけるジョーダインだが捕まえられず。タイムアップ。

30-27×2、29-28の3-0でグリーン勝利。

今日初の判定決着だが、地元選手の勝利に会場は大喜び。