格闘技徒然草

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UFC on ESPN+10:セミファイナル・アントニオ・カーロス・ジュニオール vs. イアン・ハイニッシュ

ミドル級。ACJことアントニオ・カーロス・ジュニオールは12位。

TUFブラジル3ではヘビー級で出て優勝したACJだが、TUF後はライトヘビー級を経てミドル級まで落とした。ミドル級転向後は6勝1敗1NCで、現在5連勝中。柔術ではムンジアル3位の記録があるグラップラーで、6勝のうち5つはチョークでの一本勝ち。しかしまだランカーとの試合は組まれていない。昨年4月にティム・ボッシュに勝利した後、2度負傷欠場があり、1年ぶりの試合。

ハイニッシュは昨年11月に負傷欠場したトム・ブリーズの代役としてTUFブラジル1ウィナーのシーザー・フェレイラ相手にUFCデビュー。打撃を避けるフェレイラ相手に終盤スタミナ切れしたが判定勝ち。2戦目は3月にトム・ブリーズ戦が組まれたが、試合当日にトム・ブリーズが体調不良により欠場し流れている。

雑だがアグレッシブなパンチで出たACJ。そのまま組んでボディロック。投げてテイクダウン。ハーフ。押さえ込みながらパウンド。一瞬足関を狙ったがすぐに起き上がりまた上に。バックを取らせて立つハイニッシュ。スクランブルで外そうとしたハイニッシュだがバックにぴったりついているACJ。倒したがハイニッシュ立つ。尻クラッチから倒した。しかしハイニッシュシングルレッグに。がぶられたが立つ。ACJすぐにタックルに入りテイクダウン。バックマウントを狙う。チョークからギロチンに切り替えた。そのまま後方に投げてクォーターマウントに。パウンド。ホーン。

1RACJ。

2R。右を打ち込むハイニッシュ。ACJなかなか間合いに入れない。ハイニッシュケージに詰めてパンチをヒットさせた。バッティングをアピールしたACJだがレフェリー認めず続行。パンチで飛び込むハイニッシュにタックル。バックに回る。またスクランブルで振りほどこうとするハイニッシュだがACJはきっちりついていってハーフバックに。立ったハイニッシュだがなおもバックキープしているACJ。前に回ってテイクダウンしたが、ハイニッシュが起き上がり潰して上になる。ACJもぐって上を取ろうとするがハイニッシュがキープしパウンド。ACJちょっと疲れたか?体を起こしてパウンドラッシュするハイニッシュが。ACJはシングルレッグ。がぶって肘を入れるハイニッシュ。ACJはガードを取る。ハイニッシュ、スクートから飛び込んでパウンドを落とした。ホーン。

2Rは後半のイメージでハイニッシュか。ACJスタミナが切れたならファイトスタイル的に厳しい。

3R。ジャブ、ワンツーを入れるACJ。動きはそこまで落ちていない。しかしハイニッシュのパンチを貰い体を背ける。ACJ立て直してパンチで出る。首相撲から膝を入れるがローブローに。再開。パンチで出るハイニッシュ。スリップダウンしたACJ。シングルレッグに。こらえるハイニッシュ。勝負どころ。ボディロックに切り替えてバックに回ったACJ。バックからヘンゾフックでグラウンドに引き込もうとしたがスッポ抜けて下になる。ハーフ。ハイニッシュが押さえ込みながら細かいパウンドを入れる。しかしきれいにスイープ!ハイニッシュハーフから起き上がりシングルレッグ。ACJギロチン。決まらず立つとチョークを狙ったが、またもすべって下になる。またハーフ。ハイニッシュパウンド。ニアマウントで強いパウンドのラッシュ。足関で逃れようとしたACJにパウンドを落とす。タイムアップ。

3Rハイニッシュ。2Rは割れる可能性もあるが…。

三者29-28でハイニッシュ勝利。

ACJ、前半は良かったがスタミナ切れで逆転負け。