格闘技徒然草

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UFC on ESPN+11:第1試合・ヨエル・アルバレス vs. ダニーロ・ベルアルド

ライト級。

2月にUFCデビューしたスペインのアルバレスだが、ローカル時代は15勝中14一本勝ちでグラップラーだったはずなのに、終始スタンドで戦い続け、1,2R劣勢になっても戦い方を変えられないままフルマークの判定負け。UFC初戦で飲まれていたか。

イタリアのベルアルドはUFCデビュー戦。24歳でMMA12勝3敗。今年3月、イタリアのVenator FCでライト級王座を獲得しUFCと契約した。3年前にBellatorに参戦し、A.J・マッキーと対戦したが、1Rパウンドで敗れてMMA初黒星を喫している。

長身のアルバレス。打撃戦でパンチを打ち込んでいく。プレスしていくアルバレス。ベルアルドもパンチを返すが間合いが遠くヒットしない。しかし前に出たところでベルアルドがタックルへ。タイミングよく入ってテイクダウン。ハーフで押さえ込むベルアルド。フルガードに戻すアルバレス。ベルアルドは体を起こさずパウンド・肘を入れる。アルバレス、密着されて仕掛けられず、下から殴り返すのみ。腕十字を狙ったがベルアルドが密着して防ぐ。残り10秒で三角に捕らえた。しかし時間がなく、クラッチしたまま下からパンチを入れる。ホーン。

1Rベルアルド。

2R。スタンドでプレスしたアルバレスがボディにテンカオ。さらにパンチで攻め込む。ケージまで追い込まれたベルアルドがタックルに。簡単に倒されたアルバレス。ハーフで殴る。しかしスイープに成功したアルバレスがハーフからパウンド、肘を入れていく。ベルアルド逃げられず殴られるだけ。レフェリー止めた。

最後はハーフの体勢から背中越しに腕を固定しながら殴っていた。

アルバレス、今回はグラウンドで勝ったが、ローカル時代の戦績とは裏腹に自らグラウンドに持ち込むことはなかった。下からのテクニックはあるようだが、あまりにも簡単にテイクダウンを許しすぎるのは今後に不安が残る。

ベルアルドはスイープされた後殴られるだけでKO負け。もう少し抵抗すればいいのにと思ったが、固定されて動けなかったのか?