格闘技徒然草

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UFC on ESPN+11:第2試合・ダルコ・ストシッチ vs. デビン・クラーク

ライトヘビー級。

セルビアのストシッチは昨年7月にUFCデビュー。UFC1勝2敗のジェレミー・キンボール相手に投げてテイクダウンを奪うとインサイドからのパウンド連打でレフェリーストップ勝ち。バックボーンは柔道。ミルコ・クロコップのチームメイトでスパーリングパートナーを務めていた。

レスラーのクラークはUFC3勝3敗。UFCで3勝できる強さはあるものの、中堅クラスに甘んじている。ルーキーファイターの実力を見るにはちょうどいい物差しとなる選手。

クラークが牽制の前蹴りを入れるが、ミドルを出そうとしたところにストシッチの右をもらう。しかしクラークの飛び込んでのパンチがヒットしストシッチがフラッシュダウン。すぐ立つがクラークが立ち際に組んでバックを取り投げた。亀になるストシッチ。亀のまま腕を掴んで耐えていたが、立って正対することに成功。押し込んで膝を入れるクラーク。離れ際にハイを入れたがストシッチのカウンターのパンチを貰いぐらつく。今度はクラークが組んでいきケージに押し込むと肘を入れる。引き剥がして離れるクラーク。追いかけてくるストシッチに回転肘がヒット。しかしまたストシッチがケージに押し込むと肘、パンチのラッシュ。しのいで離れたクラーク。両者激しく動いてちょっと疲れた?スローダウン。ホーン。

攻守が激しく入れ替わるシーソーゲーム。1Rはフラッシュ気味だがダウンを奪ったクラークか?

2R。ステップジャブを入れるクラーク。タックルで飛び込んだが切られる。またタックル。受け止めて四つに組むストシッチ。そのままケージに押し込む。離れたクラーク。ロー、ジャブを入れていく。ストシッチは打ってこいと挑発。ガードを固めて出ていくストシッチだが攻撃がない。そのまま間合いを詰めて組んで押し込むと尻クラッチから持ち上げた。ケージの上を掴んで防ぐクラーク(反則)。しかしそのまま倒したストシッチ。ハーフからパウンド。蹴り離すクラークだが再びガードに入ったストシッチが密着したままこつこつパウンド。ホーン。

2Rストシッチ。

3R。クラーク開始と同時にタックル。アンクルピックで倒して殴るがストシッチすぐ立つとケージに押し込む。離れてパンチを入れたストシッチ。クラークタックル。ストシッチ受け止めるとまた押し込み。クラーク離れる。クラーク、タックル→切られるを繰り返す。ちょっと疲れが見える。ストシッチもやや疲れ気味だが、タックルを受け止めて押し込むとまたテイクダウン狙い。ブラウン肘でしのいだクラークが引き剥がしてパンチを打ち込む。ストシッチは腕でガード。ストシッチ、前に詰めていくが手が出ていない。クラークのタックルは切っているが。残り1分。詰めてくるストシッチをガードの上から殴るクラーク。ストシッチはタックルを切られたが離れ際にパンチのラッシュ。左右のフックを振り回す。タイムアップ。

3Rは終盤だけの攻めではストシッチの巻き返しは難しいか。

三者29-28でクラーク勝利。

ストシッチ、前に出ても手が出ていないので判定では不利になってしまった。