格闘技徒然草

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UFC on ESPN+11:第9試合・ダミア・ハゾヴィッチ vs. クリストス・ジアゴス

ライト級。

デンマークのハゾヴィッチはUFC3勝2敗。マーチン・ヘルドとアラン・パトリックにはテイクダウンされまくり、グラウンドで一方的に攻められ、グラウンドの穴を露呈している。が、ヘルド戦は3Rにタックルへのカウンターの膝で逆転KO勝ちした。

ギリシャアメリカ人のジアゴス。バックボーンはレスリング。昨年9月のUFC初戦はチャールズ・オリヴェイラにチョークで一本負け。12月に早くも組まれた2戦目では、リリースがかかった廣田相手に1Rにパンチでぐらつかせ、その後はテイクダウン→パウンドで削っていき、3Rはスタミナ切れし廣田に追い上げられたが逃げ切り判定勝ちでUFC初勝利を挙げた。

ミドルを入れるハゾヴィッチ。ジアゴスタックル。こらえたハゾヴィッチがボディにテンカオを入れる。ミドルを入れるハゾヴィッチにジアゴスまたタックル。今度は倒した。サイドについている。ハーフにして起き上がってくるハゾヴィッチにダースチョークを狙ったが、ハゾヴィッチはもぐって立ち上がる。しかし立ち上がり際にまたタックルでテイクダウン。ハゾヴィッチのガード。ジアゴスがインサイドからパンチ・膝を入れていく。ハゾヴィッチ立ったがもう時間がない。パンチで攻めるがホーン。

1Rジアゴス。

2R。ハゾヴィッチが出ていくがジアゴスのアッパーをもらった。ジアゴスパンチで出ていくがハゾヴィッチのカウンターもヒット。タックルで飛び込んだジアゴス。テイクダウン。すぐにハーフにすると首を抱えるジアゴス。バックを狙ったが立たれた。パンチを打ち込むジアゴス。ハゾヴィッチちょっと疲れてる。ジアゴスのタックルを切れずに倒された。ジアゴハーフバックに。両足フックしバックマウント。しかし背負って立ったハゾヴィッチ。降りてそのままバックに付くジアゴス。離れた。ハゾヴィッチ出ていくが明らかに疲れている。ジアゴスの打撃をもらう展開。残り数秒でハゾヴィッチが意表をついたタックルで倒したがホーン。

2Rジアゴス。

3R。距離を詰めていくハゾヴィッチだがスピードがない。ジアゴスタックル。もう切る体力がないハゾヴィッチ。下に。蹴って距離を作り立った。間合いを詰めていくが打撃の手数が足りない。またタックルで倒したジアゴス。ケージで立つハゾヴィッチ。ジアゴスも疲れてる。タックルを切られると引き込んで自ら下に。ラウンドを捨てても勝てる計算か。ハゾヴィッチはインサイドからパウンドを落とすがKOできる様子はない。インサイドからジアゴスの口をふさいで嫌がらせするだけ。ジアゴスの三角を防ぐがジアゴス下からホールディングで時間稼ぎ。残りわずかで立ったジアゴス。タイムアップ。

判定29-27×2、29-28の3-0でジアゴス勝利。

勝ったジアゴスだがハゾヴィッチのテイクダウンディフェンスの甘さに救われた部分も。

今回は倒された後の対応が良くなっていたハゾヴィッチだがそれ以前に倒されすぎだし、先にスタミナ切れしていては逆転の見込みもない。