おそらくメインの2人が出場できない場合のバックアップの意味もあるトップランカー同士の対戦。
レスリングバックボーンのスターリングはUFCデビューから4連勝し、一度そこで契約に不満がありフリーエージェントに。無事再契約を果たしたが、2試合連続スプリット判定負けで失速。しかし再び盛り返し、負けはランキング1位マルロン・モラエスにタックルに合わせられた膝でKOされた試合のみで5勝1敗。ランキングも自己最高の3位に。
空手・柔術がバックボーンでギロチンが必殺技のムニョスは直近8試合ではジョン・ダドソンにスプリット判定負けしたのみで7勝1敗。特に、前回はディラショー以外には無敗だった元王者コーディ・ガーブラントをパンチで1RKO。ガーブラントが打たれているのに意地になって打ち合ってくれたことにも助けられたものの、下位ランカーから一気にタイトル戦線に乗り込んできた。
ムニョスがプレスしパンチを入れていく。スターリング後退しながら打撃を打ち返すがムニョスは前蹴りで腹を蹴っていく。やや押され気味のスターリング、タックルに入るがムニョスに受け止められ離れる。ムニョス右ハイ。膝を入れると必殺技のギロチンに抱えたが、入られる前に振りほどいたスターリング。ホーン。
1Rは打撃のヒット数ではスターリングだが、インパクトのある攻撃はどうか。
2R。ムニョスの前蹴りを腹にもらいちょっと効いたそぶりを見せるスターリング。ローで足を払われたがそのままタックル。切られた。ボディが効いたとみたのか腹に前蹴りを集中させるムニョス。腹への蹴りから右ハイ。しかしスターリングもパンチをヒットさせる。ケージまで追い込んだムニョスだがスターリングはヘッドムーブでパンチをかわす。前蹴りでぐらついたスターリングにムニョスすかさずギロチン!しかしすぐに振りほどいて立ったスターリング。ムニョスなおも前蹴りを腹に打ち込む。スターリングのパンチも入っている。終盤パンチ連打を入れるスターリング。ホーン。
2Rも手数ではスターリングだが。
3R。変わらずプレスしていくムニョス。パンチと蹴りで追撃させないスターリング。足を止めて打ち合い。スターリングの手数が多い。ムニョスも下がらず打ち返す。攻撃をもらっても打ち返すムニョスに対し、スターリングはムニョスのパンチはかわしている。両者消耗する展開。スターリングも前蹴り・ボディストレートで腹を攻める。ムニョスローの連打。スターリングのタックルは止めたムニョス。残り30秒。パンチの打ち合いではスターリングのジャブが的確にヒットする。スターリング距離を取りつつローからパンチを入れる。タイムアップ。