女子フライ級。
ブラジルのリプスキはシュートボクセ出身の荒々しいストライカー。ポーランドのKSWで王座を獲得し、UFC初戦でランカーのジョアン・カルダーウッドと組まれオッズでもフェイバリットと前評判は高かったが、グラウンドで一方的に攻められ判定ながら完敗。完全に期待外れだった。
マッキャンは地元リバプールでのUFCデビュー戦は体重オーバーし、グラウンドで終始劣勢となりチョークで一本負けしたが、2戦目はアマチュアボクシングイギリス王者のパンチとテイクダウンからの寝技でいい攻めを見せることが出来て判定勝ち。しかし打撃ではリプスキ相手に不利と思われるが。
打撃戦。マッキャンが積極的に出ていくがそこにワンツーを合わせるリプスキ。間合いを詰めてパンチを打ち込むマッキャンだがリプスキがプレスしてきた。パンチ・膝で出る。マッキャンはカウンターを入れる。マッキャン最後の15秒でタックル。きれいにテイクダウンするとサイドで押さえ込みながら手を上げてアピール。さらにパウンド連打。ホーン。
最後の印象もあってマッキャンか。
2R。パンチで出るマッキャン。リプスキもワンツーを返す。打撃戦からマッキャンのパンチが入りリプスキスリップ気味にダウン。しかしグラウンドには入らず立たせたマッキャン。パンチで手応えを感じているか。マッキャン残りわずかでまたタックル。テイクダウン。クォーターマウントにして肘連打。ホーン。
2Rマッキャン。
3R。パンチで出るリプスキ。マッキャン、頭部をカットし出血しているがパンチを打ち返していく。右がヒット。乗ってきたマッキャン。バックブロー。前に出るリプスキをサークリングしてかわしつつパンチを返す。バック肘。残り15秒で足を止め打ち合う両者。リプスキの左フックがヒット。タイムアップ。
三者フルマークでマッキャン勝利。
UFC参戦前の評価は高かったリプスキだが、得意の打撃でも押されていいところなく2連敗に。