格闘技徒然草

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UFC on ESPN+12:第5試合・アシュリー・ヨーダ vs. 近藤朱里

女子ストロー級

ヨーダ柔術バックボーンのグラップラーだがUFCデビューから3連敗。しかし3敗目は対戦相手のダーンが大幅計量オーバーしたためか、珍しく4度目のチャンスが与えられスプリット判定勝ち。ただし、メディアのジャッジではほとんどが負けていた。実質UFC最底辺レベル。

朱里は日本大会でのUFCデビュー戦こそ手数で判定勝ちしたが、2戦目にポリアナ・ボテーリョのミドルを効かされてからのパンチを貰って秒殺KOでMMA初黒星。2戦目は中国のヤン・シャオナンと敵地の北京で対戦し、自分から前に出てプレッシャーはかけるものの手数が少ない展開のまま判定負け。誰がどう見てもフルマーク判定負けの内容だったが、判定前にはガッツポーズで勝利をアピールしていた。本気で勝ったと思っていたのかどうか。

1R。ミドルで出るヨーダだが朱里もパンチを返していく。しかしヨーダシングルレッグに。テイクダウンを許す。ハーフから頭をまたいだヨーダ。腕を狙う。肘を入れたヨーダ。朱里亀に。ハーフバックからパウンド。なんとか正対しハーフに戻した朱里だがなおもピンチは続く。ヨーダ肘連打。足ではねのけようとした朱里だがヨーダ足をサバいてパス。サイド。また亀に。足のフックは防いでいた朱里だが片足フックされハーフバックに。フルバックを狙うヨーダ。朱里反転しようとしたが亀になりバックからパウンドを打たれる。ヨーダ腕十字。しかし肘が抜けている。上になり肘・パウンドを入れるヨーダ。ホーン。

1Rヨーダ。朱里、グラウンドから逃げることができず。

2R。下がらず打ち合う朱里だがヨーダ首相撲からケージまで押し込むとシングルレッグ。しかししのいだ朱里。ヨーダまた首相撲。離れ際にシングルレッグ。倒された朱里。起き上がり鉄槌を入れるが結局また倒された。ハーフバック。なんとかフルバックは防いでいる朱里だが1Rはここから逃げることができなかかった。足のフックが外れたが立てずにまた倒された朱里。またハーフバック。亀になった朱里。腕を掴んで防いでいる朱里だが耐えるだけで逃げる動きになってない。ヨーダまた腕十字。また外れた。ホーン。

2Rヨーダ

3R。パンチで出る朱里。ヨーダのタックルを受け止めると首を抱えてギロチン。しかしこだわりすぎて放さず下になってしまう。ヨーダまたバックに回る。マウントからフルバック。バックマウントからパウンド連打。止められそうだがヨーダがチョークに切り替えてくれたおかげで助かる。チョークは防いでいる朱里だが、ディフェンスだけで時間が過ぎていく。四の字バックに捕らえられ反転もできず、背中にいる相手にパンチを入れるだけ。タイムアップ。

判定30-26、30-25、30-24の3-0でヨーダレベル勝利。

グラウンドの実力差がありすぎて完敗だったが、正直ヨーダレベルの寝技に全く対応できないのでは、UFCレベルではなかったと言うしかない。