格闘技徒然草

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UFC on ESPN+12:第7試合・ケビン・ホランド vs. アレッシオ・デ・キリコ

ミドル級。

ホランドUFC初戦で来月ライトヘビー級王座に挑戦するチアゴ・サントスと対戦し、圧倒されたものの判定まで持ち込んだ。その後2連勝。しかし試合内容はスタミナ切れして大味な展開になるなどいまひとつ。元TUFウィナーでアンデウソン・シウバに挑戦したこともあるトラヴィス・ルターBJJ所属。

UFC現契約イタリア人選手でもっとも実績を残している(3勝2敗)デ・キリコ。前戦では体重オーバーしたジュリアン・マルケスに対し、前半優勢に試合を進めたが、後半スタミナ切れしてどうにかスプリット判定勝ちで逃げ切った。

組んでケージに押し込んだホランドだが引き剥がしたデ・キリコ。スピンキックで出てまた押し込むホランド。打撃で出るホランドデ・キリコは下がりながらも打ち返すと組んだ状態から肘!もらって崩れかけたホランド。こらえたがデ・キリコが組んでテイクダウン。逃れて立ったホランド。ホーン。

1Rデ・キリコ

2R。またケージに押し込むホランド。足踏み、ボディにパンチ。入れ替えたデ・キリコ。離れ際にパンチを打ち込むがすぐにまた組むホランド。膠着気味。ショートの肘を入れて引き剥がしたデ・キリコホランドタックルで飛び込んでテイクダウンしたがすぐ立たれた。デ・キリコがパンチで攻めると後退。組んで押し込むデ・キリコ。離れる。ホランドの単発のパンチがヒット。デ・キリコが最後にワンツーを入れるとホランドは飛び膝を返す。ホーン。

2Rは僅差だがホランドか。

3R開始前にドクターがなぜかホランドの肩をチェック。問題ないとして続行。

3R。両者慎重。単発の打撃の打ち合い。会場からブーイングが出る。ホランドのローにワンツーを合わせるデ・キリコ。両者ともに間合いに入らないままの打撃戦が続く。残り1分。単発の打撃戦。ホランドのタックルを切ったデ・キリコ。残りわずかでデ・キリコがタックルで倒したが押さえ込めず立たれた。タイムアップ。

3R微妙。最後のテイクダウンはポイントにならないと思うが。

三者29-28でホランド勝利。

会場からはブーイング。どちらでもいいような内容だったが。