格闘技徒然草

MMAを中心とした格闘技情報&観戦ブログ

UFC239:オッズ/予想と展望

ジョン・ジョーンズ 1.14
アゴ・サントス 6.13
アマンダ・ヌネス 1.26
ホリー・ホルム 4.20
ホルヘ・マスヴィダル 2.85
ベン・アスクレン 1.44
ルーク・ロックホールド 1.43
ヤン・ブラホヴィッチ 2.95
ディエゴ・サンチェス 3.90
マイケル・キエサ 1.29
ギルバート・メレンデス 4.15
アーノルド・アレン 1.26
マルロン・ヴェラ 1.22
ノウリン・ヘルナンデス 4.30
クラウディア・ガデーリャ 1.43
ランダ・マルコス 2.95
アレハンドロ・ペレス 2.85
ソン・ヤドン 1.44
エドメン・シャバージアン 1.15
ジャック・マーシュマン 5.75
イスマイル・ナウルディエフ 1.18
チャンス・レンカウンター 5.25
ジュリア・アヴィラ 1.45
パニー・キアンザド 2.80

UFC最大のお祭りの一つ・独立記念日イベント。去年まではTUFフィナーレと2日連続の開催が定番となっていたが、ESPN移籍でTUFがなくなったこともあり、単独開催に。

メインは約半年で3度目の試合となるジョン・ジョーンズのライトヘビー級王座防衛戦。初戦のグスタフソン戦こそ、1年半のブランクの影響もあり不安視されたが、前回のスミス戦、今回のサントス戦は両者ともミドル級から上げてきた選手ということもあり大差のオッズに。

サントスはもともと打撃の破壊力に定評があったが、ライトヘビー級に上げてそれがさらに覚醒した感がある。ライトヘビー級転向後3試合連続KO勝利。が、初戦のアンダースは直前の代役で当時はミドル級の選手だったし、その後のマヌワ戦・ブラホヴィッチ戦はともに打撃系で、相性の良さがあった。

JJにテイクダウンで攻められたら為す術がないのではという不安が拭えない。チャンスがあるとしたらファーストコンタクトの瞬間か。

JJパウンドでKO勝ち。

セミはアマンダ・ヌネスの1年2ヶ月ぶりとなるバンタム級王座防衛戦。ロンダをKOし実質引退に追い込んだことで名を挙げたヌネスだが、シェフチェンコ戦での大苦戦で大きく評価を下げ、前回のペニントン戦は地元で格下の相手なので勝って当然という予想だった。しかし、年末クリス・サイボーグのフェザー級王座に挑戦し、秒殺KOで同時二冠王者に。ハイリスクな試合でハイリターンを手にした。

元ボクシング&キック世界王者のホルムは、ロンダからの歴史的な勝利の後3連敗。その後は2勝1敗で、敗れたサイボーグ戦も、あのサイボーグと5Rスリリングな打ち合いを演じたことで株は下がらなかった。

打撃勝負になるか。ホルムは1Rの時点で上回れないと、そのままズルズルいきそう。ヌネス判定勝ち。

セミ前はアスクレンのUFC2戦目。初戦はローラーのパンチを貰い大ピンチに陥り、アスクレンもまたUFCジッターに飲み込まれるのかと思ったが、起死回生のブルドッグチョークで誤審気味のレフェリーに助けられ逆転勝利。しかしあの試合でやはりUFCでは厳しいという印象だったので、今回オッズでフェイバリットなのは意外。この試合も苦戦を強いられそう。

第4試合には中国のライジングスター・ソン・ヤドンのUFC4戦目。前回は代役のUFCデビュー戦相手に判定勝ちで、やや期待外れの内容。それでも今回ついにランカーとの対戦に。ボクシングバックボーンのペレスは引き分けを挟んで6連勝でスタマンとのランカー対決に臨んだが、手数が足りず判定負け。ヤドンフェイバリットだが、今回真価が問われる一戦。

第1試合開始は7日朝7時15分。メインカードはWOWOWで生中継。速報します。