格闘技徒然草

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UFC on ESPN+13:第9試合・カール・ロバーソン vs. ウェリントン・トゥルマン

ミドル級。

ロバーソンはUFCミドル級で2勝1敗だが、前戦は直前の代役でライトヘビー級に上げて元タイトル挑戦者のグローバーテイシェイラと対戦したが1R肩固めで完敗。13歳からボクシング・キックのトレーニングをしていたが、高校時代は野球をしていた。28歳だがプロデビューは4年前で、これがキャリア10戦目。

ブラジルのトゥルマンはUFCデビュー戦。まだ22歳だがプロデビューは17歳でこれが18戦目。グラップラーで、ブラジルローカルでの戦績のみだが、前戦はTUFブラジルに出場しUFCデビューできなかった選手に1Rチョークで勝利。今回はジョン・フィリップスの負傷欠場により出場が決まった。

両者激しいパンチの打ち合い。トゥルマンタックルに。ボディロックしテイクダウンを狙う。こらえていたロバーソンだが倒された。サイド。立とうとしたロバーソンにギロチンを狙ったが、入らないと見てバックに回る。が、ロバーソン反転。トゥルマンガードを取る。付き合わず立とうと思えば立てた気がするが。トゥルマンガードから腕十字。ロバーソンが持ち上げてスラムで叩きつけ外した。また腕十字を狙うトゥルマンだが読まれている。さかんに十字・三角を狙うトゥルマン。しかしそれしかないのでどうしても読まれる。ハーフにしたロバーソン。アメリカーナ。抜けた。ホーン。

1Rロバーソン。

2R。トゥルマンちょっと消耗してる。ロバーソンのパンチがヒット。四つに組んでテイクダウン狙い。ケージでこらえるトゥルマン。脇をくぐってバックに回った。投げる。こらえたが膝をつくロバーソン。立ったがまだバック。トゥルマンテイクダウン成功。背中を付けて寝かせた。立とうとしたところにマウント。背中を向けたロバーソンからバックマウント。が、また反転を許し下になってしまう。腕十字決まらず。ロバーソンも疲れているのか、上で頭を上げずに休んでいるだけ。ホーン。

2Rはトゥルマン。

3R。疲れが顕著なトゥルマン。バックキックがボディにヒット。組んできたロバーソンにタックル。脇をくぐってスタンドでバック。テイクダウン。背中を向けたロバーソンにチョーク。ロバーソン正対したがマウントに。パウンドから肩固めを狙ったが外れた。肘を入れて背中を向けたロバーソンにチョーク!けっこう入ってる!しかしロバーソン回転して逃れた。が、なおも上になっているのはトゥルマン。また編むんと。また背中を向け亀になるロバーソン。バックマウントからチョーク。浅い。バックから腕十字を狙ったトゥルマンだが、仕掛けが雑で抜けられ下に。下から腕十字。腕を引き抜いたロバーソンがパウンド連打を打ち込む。スクートで見ているロバーソン。見合いのままタイムアップ。

最後のパウンドだけでは印象はひっくり返らないので、ロバーソンはもっと攻めるべきだと思ったが…。

判定29-28、28-29、28-29の2-1でロバーソン勝利。

3R、あれだけバックキープしてチョークもニアフィニッシュに近いところまで行ったのに、それでもロバーソンにつくのか。

メディアのジャッジはロバーソン支持もいるものの、大半がトゥルマン勝利。

Karl Roberson def.  Wellington Turman :: UFC on ESPN+ 13 :: MMA Decisions

トゥルマン、せっかくいいポジションをとっても、雑な攻めで安易に下になってしまうのがもったいなかった。