格闘技徒然草

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UFC241:第2試合・カン・ギョンホ vs. ブランドン・デイヴィス

バンタム級

UFC4勝2敗のギョンホだが、勝った相手のうち3人が清水俊一・田中路教・石原夜叉坊と日本人。兵役での3年4ヶ月のブランク後は2勝1敗。無敗のヒカルド・ハモスにスプリット判定負けしたが、前回は夜叉坊のパンチでダウンを喫したものの、タックルで凌ぐと、最後はテイクダウンからバックに回ってのチョークで一本勝ち。

デイヴィスはUFC2勝3敗。アメフトから20歳の時に格闘技転向し現在29歳。フェザー級で1勝3敗だったが、前回からバンタム級に。初戦はキャリアわずか10ヶ月・全試合1RKO勝利でUFCと契約したランディ・コスタと対戦。2Rに失速したコスタからチョークでタップを奪い完勝した。

打撃戦から組みに行ったデイヴィス。入れ替えてギョンホがテイクダウンを狙うが離れた。ジャブを当てていくギョンホ。デイヴィスはカーフキック。足を払われてバランスを崩すギョンホ。どんどんカーフキックを入れていくデイヴィス。しかしギョンホのジャブをもらう。カーフキックとジャブの打ち合い。ギョンホの右が入りデイヴィスダウン。すかさず上になりバックからチョークを狙うギョンホ。仰向けになりハーフにしたデイヴィス。ホーン。

1Rギョンホ。

2R。ギョンホ低空タックル。デイヴィスはカウンターの腕十字を狙ったが、外してレッグマウントで押さえ込むギョンホ。ガードに戻したデイヴィス。担ぎパスからバックに回るギョンホだが、デイヴィスは反転し逆に上を狙う。ギョンホ立ち上がり離れた。カーフキックを入れるデイヴィス。両者パンチがヒットしている。デイヴィスのマウスピースが飛ぶが、下がらず打ち続ける。パンチにカーフキックも加えるデイヴィス。ホーン。

2Rは打撃の手数でデイヴィス。

3R。パンチ・カーフキックを入れるデイヴィスだが、バランスを崩しスリップダウンしたところをギョンホ逃さず押さえ込みサイド。が、レフェリーブレイク。サイドだったのだが、ブレイクが早すぎる。ギョンホすぐタックル。テイクダウン。押さえ込まれたまま動けないデイヴィス。ギョンホパウンド。パウンドで押さえ込みが緩んだところで立ったデイヴィス。背中に乗ろうとしたギョンホだが、乗れずに離れた。しかしまたタックルで倒す。デイヴィス、全然タックルが切れない。インサイドから体を起こさずパウンドを入れるギョンホ。デイヴィスは立てずに下から打撃を打ち返すのみ。そのままタイムアップ。

29-28デイヴィス、29-28ギョンホ、29-28ギョンホ。スプリットでギョンホ勝利。

デイヴィスに入れたジャッジはダウンを取られた1Rか押さえ込まれ続けた3Rをデイヴィス有利と見たということか?1Rは打撃のヒット数ではデイヴィスだったが。