格闘技徒然草

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UFC241:第3試合・ハンナ・サイファーズ vs. ジョディー・エスキベル

女子ストロー級

サイファーズはUFCデビュー戦は足関を狙いに行ったところにパウンドラッシュをもらって負けるという一昔前のフットロッカーの負け方だったが、2戦目は先週のウルグアイ大会で秒殺一本負けしてUFC3連敗となったポリアナ・ヴィアナに打撃で打ち勝ってスプリット判定勝ち。

ボクシングバックボーンのエスキベルは現在UFC3連敗中。UFC2連敗した後、ジェシカ・ペネとの対戦はペネが体重オーバーした上に、当日に負傷欠場。4月に仕切り直しで組まれたが、試合10日前にまたペネが欠場。代役のアンジェラ・ヒルと対戦し、手を出してもヒットしない展開が続いて判定負け。相手(主にペネ)の直前の欠場が相次いだためか、珍しい4度目のチャンスが与えられている。

打撃戦。エスキベルがタックルに入るが切られる。エスキベル、リーチが短くパンチの間合いに入れず。サイファーズの打撃を下がってかわすが自分の打撃もとどかない。エスキベルタックル。また切られパンチを入れられる。ローを入れていくサイファーズ。エスキベルまたタックル。今度は切れなかったが、すぐに立ち押さえ込ませないサイファーズ。ホーン。

1Rサイファーズ。

2R。間合いの外から飛び込むフェイントを見せるエスキベル。サイファーズはカウンターを狙っていく。パンチ、カーフキックを入れるサイファーズだが、エスキベルがタックル。ようやくテイクダウン成功。ガードのサイファーズに密着したままパウンドを入れるエスキベルだが、レフェリーまた早いブレイク。エスキベルまたタックルでケージに押し込む。テイクダウンしたがサイファーズが下から三角。腕十字へ。外したがまた三角から今度はオモプラッタに移行。前転して脱出したエスキベルだがサイファーズは立ち上がることに成功。残り40秒。お互い間合いに入らないのは自分がこのラウンドを取ったと思ったからか?ホーン。

2Rもサイファーズ。

3R。また間合いを取るエスキベル。飛び込んでの打撃を狙いつつタックルへ。テイクダウン成功。サイファーズはガードを取る。インサイドからパウンドを入れていくエスキベルだがまた謎のブレイク。攻めていてもブレイクがかかるのか。パンチからミドルを入れるサイファーズ。エスキベルは距離を取るが勝ってる計算か?タックルに来たところにカウンターの打撃を入れるサイファーズ。残りわずかでまたタックル。倒したが、その勢いを利用して上下を入れ替えたサイファーズ。タイムアップ。

30-28、30-27×2の3-0でサイファーズ勝利。1人は僅差で10-10のラウンドをつけたのか。

エスキベルは納得しているようだが、判定で不利だとわかっているなら2Rや3Rの終わりにもっと攻めるべきだった。