フェザー級タイトルマッチ＆トーナメント1回戦5分5R。
ウェルター級トーナメントは全試合5Rマッチだったが、16名に参加者が増えたフェザー級トーナメントは王者のパトリシオの試合のみタイトルマッチとなり、その試合のみ5Rとなる。
ピットブル弟はフェザー級王座を2度防衛中。さらに5月にはタイトルを保持したままライト級王者のマイケル・チャンドラーと対戦し、1RKOで下して同時2階級王者となった。
アルチュレタはBellator参戦以来5連勝中。前回は階級を上げてきた元バンタム級王者のエドゥアルド・ダンタスに2RKO勝利し、一気に名前がクローズアップされた。
アルチュレタがサークリングしなかなか間合いに入らない展開。観客は早めのブーイングで対処。蹴りを放った際にスリップしたアルチュレタ。パトリシオすぐに間合いを詰める。アルチュレタがペダラーダを入れるが、パトリシオが首を抱えてギロチンを狙う体勢。決めきれないと見て解除し押さえ込みに切り替えるパトリシオ。ケージを背に座った体勢のアルチュレタにパンチを打ち込む。足をサバいてサイドに出て鉄槌。残りわずかでマウントを取ったがゴング。
1Rパトリシオ。
2R。アルチュレタがニータップを狙ったが、アイポークとなりタイムストップ。再開。出てきたパトリシオにアルチュレタがタックル。ケージに押し込む。こらえるパトリシオ。アルチュレタ、押し込んだ体勢から飛び膝を放つが、パトリシオが組んでケージに押し込む。ダブルアンダーフック。ケージ膠着が続き会場ブーイング。離れてアルチュレタが飛び蹴りを放つがバランスを崩して倒れたところでホーン。
2Rほぼケージ膠着でどちらとも言えないラウンド。
3R。パトリシオのカウンターの右がヒット！後方に転がるアルチュレタはアップキックを放つがパトリシオがまたギロチンをセット。アルチュレタ額をカットし流血。立ち上がりケージに押し込むアルチュレタだがパトリシオ入れ替えた。離れる。アルチュレタは飛び込んでのパンチを仕掛けていくがパトリシオが落ち着いてディフェンス。残り10秒でタックルに入ったアルチュレタにパトリシオはギロチン。スタンディングでケージに押し込んで絞めるがゴング。
3Rパトリシオ。
4R。飛び蹴りを放つアルチュレタだがパトリシオのパンチをもらいスリップダウン。スクートから立とうとして背中を向けたところでバックを取られる。ケージ際でこらえるアルチュレタ。スイッチで正対するとギロチンに抱えるが、そこから飛び膝につなげる。クリーンヒットせず。アルチュレタタックル。がぶったパトリシオ。ゴング。
4Rもパトリシオ。
5R。右をヒットさせたパトリシオ。アルチュレタシングルレッグ。切られる。ケージ押し込み。両者体勢を入れ替えながらテイクダウンを狙うも倒せず。離れた。アルチュレタがパンチで出るがヒットはなし。パトリシオがシングルレッグに。倒せず。逆にテイクダウンを狙うアルチュレタだがこれもこらえたパトリシオ。ダブルアンダーフックから尻クラッチすると、残り10秒でテイクダウン。タイムアップ。
49-46、50-45、49-46の3-0でパトリシオが王座防衛＆準々決勝進出。試合は膠着も多かったが、アルチュレタにほぼ何もさせず。
