藤野は今回出場する4選手で唯一のランカー(1位)。昨年の8月に行われたヴィヴィアニ・アロージョとの王座決定戦では勝機が見いだせないまま殴られ続けKO負けを喫したが、4月の再起戦で判定勝ち。
トラキナスのパンクラスデビュー戦は階級上のフライ級でライカと対戦し、打撃は良かったものの、TDDとテイクダウンされたあとのリカバリーが皆無でスプリット判定負け。今回の試合が発表された後、今月6日に修斗ブラジルの試合に出場して判定勝ちしている。
藤野がプレスしてケージを背負わせるとパンチを打ち込む。またケージまで詰めてパンチのラッシュ。低いタックルに切り替えた藤野だが、そのタイミングでトラキナスの膝を顔面にもらう。グラウンド膝かどうかは微妙な感じ。押さえ込む藤野だがトラキナスケージを使い立った。押し込む藤野。残り1分。ボディに膝。離れてパンチを入れる。フジのもらいながらもラッシュ。ちょっと手首を押さえたトラキナス。ホーン。
1R三者藤野だが、インターバル中トラキナスはかなり痛そうな表情。右腕の前腕を炒めた模様。続行不能ということで藤野がTKO勝利。