格闘技徒然草

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UFC on ESPN+19:第9試合・エリク・アンダース vs. ジェラルド・マーシャート

ミドル級。

アメフト出身の元プロスペクト・アンダース。無敗でUFCと契約し、UFCでも連勝して3戦目で元王者のリョートとメインで対戦したがスプリット判定負け。その後、直前オファーでライトヘビー級に上げてチアゴ・サントスにKO負け。ミドル級に戻して連敗すると、またライトヘビー級に上げてストライカーのカリル・ラウントリーにダウンを取られまくって3連敗。前回はUFC0勝1敗の相手に1RKO勝ちして連敗を止めたが、今回からまたミドル級に戻している。

大味な攻めで、極めが強いが簡単にポジションを許し負けることもあるマーシャート。独特のスタイルで強いのか弱いのか良くわからない。UFC5勝3敗で、負けた相手はチアゴ・サントス、ジャック・ハーマンソン、ケビン・ホランド

パンチを入れたアンダース。連打をもらい倒れたマーシャートだが、アンダースはグラウンドを警戒して追い打ちせず立たせる。またパンチを入れていくアンダース。タックルに入ったマーシャートだが切られた。首相撲からの膝から左を入れるアンダース。組ませないように距離をキープし打撃を入れていく。左ハイ。間合いに入らないまま打撃を入れる。マーシャートも打ち返すが大きなヒットはない。右ハイからパンチを入れたアンダース。残り時間がないと見てラッシュ。ホーン。

1Rアンダース。

2R。アンダースがパンチで出ると自ら倒れ込むマーシャート。付き合わず立たせた。パンチを出しているマーシャートだが強打ではなく牽制程度。アンダースは組まれないように警戒しながらパンチを出していく。両者踏み込まないパンチを入れるだけで、倒す気配なし。マーシャートはタックルも見せない。手数を出していくマーシャートだが、アンダースはまた残りわずかになってラッシュ。マーシャートに左フックをヒットさせる。ホーン。

2Rは手数でマーシャートか?ラウンド終了と同時にケージに突っ伏すアンダース。疲れているか。

3R。左を入れていくアンダース。やや強いパンチを出してきた。マーシャートもパンチを返す。接戦のまま残り1分。やや印象が良いのはアンダースだが、パンチを空振ったところにマーシャートのパンチを貰いぐらついた。しかし立て直して出ていく。マーシャートがパンチを合わせる。タイムアップ。

3R、手数ではアンダースだが大きな差ではないのでぐらつかせたマーシャートの方が印象が良い。

29-28マーシャート、29-28アンダース、29-28アンダース。スプリットでアンダースが接戦を制した。