格闘技徒然草

MMAを中心とした格闘技情報&観戦ブログ

UFC on ESPN6:第5試合・カイル・ボクニエク vs. ショーン・ウッドソン

フェザー級

ジモティのボクニエクだが、UFC2勝4敗ですべて判定。内容も盛り上がりに欠ける試合が多い。唯一、ザビッド・マゴメドシャリポフ戦は内容では完敗だったものの、元ACBフェザー級王者相手に終盤打撃で攻め込む場面もあり、大いに盛り上がりファイト・オブ・ザ・ナイトを受賞した。かつては薬物中毒の上に刑務所にも入れられていたが、MMAを始めて更生した。

ウッドソンは7月のコンテンダーシリーズに、わずか1週間前に負傷選手の代役として声がかかり、5日で約11kg減量して試合に出場すると、2RKO勝ちしてUFCとの契約を決めたシンデレラボーイ。MMA戦績はまだ6戦のみで全勝。

長身で細身のウッドソン。距離を取りジャブを入れる。ボクニエクタックル。スタンドでバックに回ると倒してバックマウントを狙う。立ち上がったウッドソンからシングルレッグ。ケージで耐えるボクニエク。離れたが出ていくボクニエク。ウッドソンは下がりながらパンチをヒットさせる。カウンターのテンカオ。ボクニエクノーガードで出ていくが、飛び膝を顔面にもらい一瞬膝が落ちる。懲りずに出ていくボクニエクだがまた顔面に膝をもらった。ボクニエクタックル。シングルレッグ。倒せず。離れて打撃を入れるがまたウッドソンのパンチを貰った。ホーン。

1Rウッドソン。

2R。リーチにまさるウッドソンが距離を取ってパンチを入れるが、ボクニエクはどんどん前に出ていく。ウッドソンのパンチを貰っているが引かない。シングルレッグ。そのままスタンドでバックに回る。正対されるとまたシングルレッグへ。引き剥がしたウッドソン。またシングルレッグ。ケージで耐えて肘を入れるウッドソン。離れてジャブを入れる。ボクニエク、積極的に出ていっているがパンチ・膝をもらっている。またタックル。ケージで耐えるウッドソン。放して打撃を入れるが左をもらいぐらついた。また組み付くが倒せる気配なし。ウッドソンのパンチや膝をもらう。飛び膝!ホーン。

2Rウッドソン。地元のボクニエクだが、今のところ気合が空回り。

3R。距離を取りパンチ・テンカオを入れるウッドソンにボクニエクまたタックル。倒せず。離れたウッドソン。ボクニエク前に詰めるとパンチを打ち込む。ウッドソンのパンチを貰うが構わず打ち返す。会場盛り上がるがヒットはウッドソンが上。パンチ・膝をもらい続けるボクニエク。それでも出ていくが、顔面に膝がビッグヒット。ノーガードで出るボクニエク。パンチを打たれているが…。残り1分でまたタックル。ダブルレッグからシングルレッグ。やはり倒せず。ウッドソンのパンチ・膝をもらいまくっているが最後まで出続けた。タイムアップ。

30-26、30-27×2の3-0でウッドソンが完勝。

地元と戦績的にリリースがかかっているということで気合は入っていたボクニエクだが、積極的に出たものの、打撃をもらいまくり、テイクダウンも取れずで完敗。