格闘技徒然草

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UFC on ESPN6:第8試合・デロン・ウィン vs. ダレン・スチュワート

ミドル級だったがウィンが2.5ポンドオーバーしキャッチウェイトに。

ミドル級で身長165cmしかないウィンだが、UFC前まではライトヘビー級で戦っていた。レスリングでは大学時代に3度のオールアメリカン。AKA所属でダニエル・コーミエのスパーリングパートナー。ローカル5戦全勝で6月にUFCデビュー。しかし直前の代役でUFCをリリースされていたエリック・スパイスリー相手に強烈なパンチを打ち込み攻め込んだものの、3Rにスタミナ切れしてキャリア不足を感じさせた。

スチュワートはUFCデビューから4戦で1勝もできなかったが、その後の4戦では3勝1敗。エリック・スパイスリーにはKO勝ちしている。テコンドー黒帯のストライカー。サルサダンスでチャンピオンになったこともある。

プレスしていくスチュワート。タックルで突っ込んだウィン。ケージに押し込む。テイクダウン。スチュワートのガード。三角を狙うが首を抜いてパスしたウィン。背中を向けて立とうとするスチュワートをバックからホールドするが、スチュワート抜けて離れた。飛び込んで右を打ち込んだウィン。そのままタックルにつなげてテイクダウン。また背中を向けて立つスチュワート。押し込みながらパンチを入れるウィン。またテイクダウン。インサイドから押さえ込みパウンドを入れるウィン。ホーン。

1Rウィン。

2R。ジャブを突いていくスチュワート。タックルに来るウィンに膝を出したが、足先が股間に入りローブロー。再開。ウィンタックルからテイクダウン。しかし倒しても何も出来ないまま背中を向かれ立たれてしまう。スチュワートがパンチを打ち込んでいく。ウィン後退。パンチからタックルに入ったが切られた。またタックル。ケージに押し込みダブルレッグへ。こらえて肘を入れるスチュワート。シングルレッグに切り替えて倒した。が、すぐ立たれた。クリンチアッパーを入れたウィン。離れる。しかしちょっと疲れが見える。スチュワートのパンチを貰い後退。ホーン。

2Rスチュワート。ウィン、スタミナ切れなら厳しい。

3R。リズム良くステップしつつジャブを入れていくスチュワート。間合いに入れないウィン。飛び込んでの右をヒットさせたウィン。ジャブ連打するスチュワート。ウィンもワンツーを入れたが手数に大きな差がある。パンチで出たウィンにスチュワートが逆にタックル。なんと倒されたウィン。パウンド。タックルで凌ぐウィン。肘で抵抗するスチュワートだが倒された。残り2分。ウィン、上になっているだけでなく攻めが必要だが。インサイドからパウンドを入れる。しかしまた背中を向けて立たれた。タックルで倒したウィンだがスチュワートすぐ立つ。ウィン離れた。パンチを振り回すウィン。ハイを空振ってシングルレッグへ。スチュワートギロチンに入るがタイムアップ。

29-28ウィン、29-28スチュワート、29-28スチュワート。スプリットでスチュワート勝利。

ウィン、MMA初黒星。テイクダウンしても押さえ込めずにすぐ立たれてしまい、前回同様スタミナ切れも早かった。