格闘技徒然草

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UFC on ESPN6:メインイベント・ドミニク・レイエス vs. クリス・ワイドマン

ライトヘビー級5分5R。ランキング4位レイエス、ワイドマンはミドル級の8位。

ワイドマンのライトヘビー級転向初戦。ライトヘビー級タイトルは2人連続でミドル級から転向してから連勝していた選手が挑戦。サントスもアンソニー・スミスもミドル級ではトップクラスではなかったが、ライトヘビー級に上げてからはトップランカーに。ライトヘビー級の層の薄さも要因の一つか。一方で、先にライトヘビー級に上げていた元ミドル級王者ロックホールドはいいところなく完敗している。

無敗のプロスペクトであるレイエスUFCでも3試合連続1Rフィニッシュしていたが、ランカークラスには勝ったが判定勝ち。前回のオズデミア戦はスプリット判定勝ちと、相手のレベルが上がるにつれて壁に当たってきている。一方ですでにランキング4位。1位コーミエはJJのタイトルに挑戦するつもりなし、2位と3位は今年挑戦したばかりのサントスとスミス、ということを考えると、すでにトップコンテンダーになっている。ここで勝てばタイトル挑戦権獲得は確実か。

プレスするレイエス。下がるワイドマンだが、レイエスのパンチをかいくぐるとタックルに。テイクダウン。すぐにケージを使い立つレイエスクラッチを放さずボディロックからテイクダウンを狙うワイドマンだが、レイエスはケージでこらえる。ワイドマン離れた。ワイドマンが間合いを詰めていくが、左をもらいダウン!レイエスがスクートから鉄槌を打ち込むと、顎にヒットしワイドマンの意識が飛ぶ!KO!

レイエスの強さというより、やはりワイドマンはミドル級が適正だったと思わせる内容だった。