格闘技徒然草

MMAを中心とした格闘技情報&観戦ブログ

UFC on ESPN+21:オッズ/予想と展望

ザビッド・マゴメドシャリポフ 1.33
カルヴィン・ケイター 3.50
アレクサンダー・ヴォルコフ 1.40
グレッグ・ハーディ 3.10
ゼリム・イマダエフ 1.45
ダニー・ロバーツ 2.80
カディス・イブラギモフ 1.67
エド・ハーマン 2.30
ラマザン・エメエフ 1.77
アンソニー・ロコ・マーティン 2.10
シャミル・ガムザトフ 1.54
クリッドソン・アブレウ 2.60
マゴメド・アンカラエフ 1.25
ダルチャ・ランギアムブーラ 4.25
ルスタン・ハビロフ 1.53
セルゲイ・カンドチコ 2.65
ローマン・コピロフ 1.91
カール・ロバーソン 1.91
アブバカル・ヌルマゴメドフ 1.31
ダビッド・ザワダ 3.60
アレクサンダー・ヤコブレフ 2.35
ルーズベルト・ロバーツ 1.65
パニー・キアンザド 1.91
ジェシカ・ローズ・クラーク 1.91
グリゴリー・ポポフ 1.57
デイビー・グラント 2.55

昨年9月・今年4月に続き、早くも3度目のロシア大会。今回、第2試合を除くとすべてロシア人選手で名前の最後がv(~フ)の選手が出場する(第6試合はロシア人対決だが、セルゲイ・カンドチコのみvが最後につかない)。

メインはアレクサンダー・ヴォルコフ vs. ジュニオール・ドス・サントスのヘビー級戦だったが、JDSの欠場により、ノーランカーのグレッグ・ハーディが代役になったが、メインには格が不足しているからか、メインからセミに。セミに組まれていたマゴメドシャリポフ vs. ケイターがメインに昇格したものの、契約の問題からか、メインにも関わらず3Rになっている。

メインはもともと先月にケイターの地元マサチューセッツ州で組まれていたが、マゴメドシャリポフの負傷により、ホームとアウェイを入れ替えて組まれることに。ともに初のメイン。

派手な回転系打撃と堅実なテイクダウンを武器にするマゴメドシャリポフ。元ACBフェザー級王者で、UFCデビュー以来5連勝。前回は当時ランキング6位のジェレミー・スティーブンス相手に接戦となり、3Rにはやや劣勢となったが、前半の貯金で逃げ切り、トップランカー入りとなった。

ケイターはUFC4勝1敗で、唯一敗れた相手はヘナト・モイカノ。レスリングバックボーンのストライカー。前回はタイトル挑戦経験のあるリカルド・ラマスに1RKO勝ち。

イカノ相手に打ち負けていただけに、マゴメドシャリポフ相手は厳しいか。マゴメドシャリポフKO勝ち。

セミは先月初の3Rフルタイムで判定勝ちしたものの、インターバル中に吸引器を利用したことでノーコンテストに変更となったグレッグ・ハーディが緊急出場。これまでは格下の相手とばかり対戦していたが、初めてのランカーとの対戦に。ヴォルコフはUFCデビューから4連勝していたが、前回はデリック・ルイス相手に3R終盤までリードしていたものの、最後にルイスのパンチを貰い逆転KO負けを喫した。ハーディが勝つとすれば、同じように一発を当ててKOするしかない。前回はあえてなのかもしれないが、リスクを冒さずにセーフティな戦い方だったハーディだが、打撃の技術では当然ヴォルコフが上。ハーディにKOされる危険を恐れる心を超えて攻めることができるかどうかがが問われる。

プレリムでは、昨年までWSOF・PFLに出場していたライト級王者ハビブのいとこ・アブバカル・ヌルマゴメドフがUFCデビュー戦を行う。MMA15勝2敗1分け。当然コンバットサンボ経験はあるが、大きなタイトルは獲得していない。昨年のPFLでは準決勝まで進出したものの棄権した。なお、昨年のヌルマゴメドフ vs. マクレガーの試合後には乱闘に参加したことを理由に罰金・出場停止が科せられている。

第1試合開始は10日午前1時(9日土曜深夜25時)。なお、昼にはBellator、夕方~夜にはROAD FC、翌日夕方にはパンクラスが開催される。速報します。