格闘技徒然草

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UFC on ESPN+21:第2試合・ジェシカ・ローズ・クラーク vs. パニー・キアンザド

女子バンタム級。今日唯一の女子の試合で、唯一ロシア人が絡まない試合。

オーストラリアのクラークはフライ級で2勝1敗だったものの、1試合は体重オーバー。さらに、昨年11月の試合は減量失敗で試合をキャンセル。階級をバンタム級に戻している。今年5月にブラジルでタリタ・ベルナルドと対戦予定だったが負傷欠場となり、1年5ヶ月ぶりの試合。バックボーンはキック。

TUF28フェザー級トーナメント準優勝のキアンザドだが、TUF決勝で敗れるとUFCと契約できずに地元スウェーデンのローカルイベントに参戦。しかし今年7月に負傷選手の代役としてUFCデビュー。ジュリア・アヴィラと対戦したが、組んでケージに押し込んでからの展開がなく、3Rにパンチでダウンを奪われ判定負け。

キアンザドの蹴りをキャッチしたクラークが四つに組むが、入れ替えて肘を入れ引き剥がすキアンザド。打撃戦ではキアンザドのパンチがヒットしている。パンチを顔面に貰い赤くなっているクラーク。打ち合いが続き、キアンザド優勢のまま1R終了。

2R。キアンザドがパンチで出る。そのまま押し込んだが組まずに離れた。クラークはカーフキック。体格差で押していくキアンザド。クラークの飛び込んでの右ヒットしたが単発。キアンザドバックブロー。クラークも手数を増やして出ていく。ホーン。

2Rもキアンザドか。

3R。両者ともに攻め方を変えない。組んでケージに押し込むキアンザド。肘を入れて離れる。ワンツー、右ストレートをヒットさせた。パンチから組んで首相撲からの膝。キアンザドの手数が多い。クラークは特に攻め方を変えないまま残り1分。キアンザドが最後に連打で出る。下がるクラーク。タイムアップ。

三者フルマークでキアンザドがUFC初勝利。

劣勢の展開を覆せずに負けたクラーク。タックルに行くとか、別の攻めを見せたほうが良かったのでは。