格闘技徒然草

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UFC on ESPN+21:第4試合・アブバカル・ヌルマゴメドフ vs. ダヴィッド・ザワダ

 ウェルター級。

UFCデビュー戦のアブバカルはライト級王者ハビブ・ヌルマゴメドフのいとこ。WSOFでは5戦全勝で、元UFCファイターのジョン・ハワードにも判定勝ちしたが、昨年のPFLのでは初戦にダウンを奪われチョークで一本負け。決勝トーナメントには出場したが、1回戦をドローでタイブレークによって勝ち上がった(ルールにより、ドローの場合は1Rを取った方が勝ち上がる)ものの、負傷により棄権している。ハビブ・ヌルマゴメドフ vs. コナー・マクレガーの試合後の乱闘に加わったことで罰金と出場停止が科せられている。

ドイツのザワダはここまでUFC0勝2敗。初戦はこの後に出場するダニー・ロバーツ相手にグラウンドで盛んに仕掛けたものの、ポジションを悪くして劣勢となり判定負け。2戦目はリー・ジンリャン相手に1Rダウンを奪ったが、2R以降ローを効かされ、3Rにボディへの蹴りでダウンしたところでパウンド連打をもらってKO負け。

打撃戦。カーフキックをつかもうとしたアブバカルだが空振り。間合いが詰まったところでアブバカルがベストタイミングでのタックル。テイクダウン。インサイドからボディロックしてパスしていく。ハーフになり上体を固める。ガードに戻すザワダ。インサイドからパウンドを落とすアブバカルだがザワダ三角!三角十字へ。腕を伸ばされかけるが防いだアブバカル。しかし三角をタイトに絞められタップ!

地元でのUFCデビュー戦でタップアウト負けし落ち込むアブバカル。あの三角に捕まるのはちょっと不用意だったか。