格闘技徒然草

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UFC on ESPN+21:第6試合・ルスタン・ハビロフ vs. セルゲイ・カンドチコ

ウェルター級。今大会唯一のロシア人対決。

コンバットサンボ世界王者のハビロフは9戦連続でのアメリカ以外での試合。前座で6連勝していたがすべて判定で地味なためにずっと前座でしか試合が組まれず、ランカーとの対戦も組まれないまま、今年2月にディエゴ・フェレイラ相手にスタンドで下がる展開が続き、ついに判定負けで連勝ストップ。バックを取ってからのジャーマンが得意で、かつてはそれでKO勝ちしたこともある。

カンドチコは6月にUFCデビュー。ムエタイスタイルのオールラウンダーで、UFC初戦は負傷選手の代役として試合1週間前にUFCデビューが決まったロスタム・アクマンに接戦の末判定勝ち。

インローを蹴るカンドチコ。間合いに入れないハビロフ。さらにカーフキックがヒット。ハビロフパンチの打ち合いに。またカーフキックを蹴られた。カンドチコのローをキャッチしてタックルに入ったハビロフだが切られる。しかし間合いを詰めてケージに追い込むとパンチがヒット。そこからタックルにつなげたハビロフ。ケージでこらえるカンドチコ。ケージ膠着に。レフェリーもブレイクをかけない。ようやくブレイク。またカーフを蹴るカンドチコ。ハビロフシングルレッグ。倒せないままホーン。

1Rカンドチコ。

2R。またカーフキックを蹴るカンドチコ。ハビロフまたタックルに入るがケージでこらえるカンドチコ。膠着が続き会場ついにブーイング。持ち上げてテイクダウンを狙ったハビロフだが倒せず。ついに尻もちまでつかせたが、寝かされないように耐えているカンドチコ。立った。なおもボディロックからテイクダウンを狙うハビロフ。後ろに投げてテイクダウンを奪ったが、カンドチコは背中を付けず立とうとする。ハビロフ、バックからボディロックで押さえたまま膝を入れていく。テイクダウンは許さないカンドチコだが、このラウンドはほぼ耐えているだけ。反転して逆にタックルに入るが離れたハビロフ。お互いのパンチが相打ちに。ホーン。

2Rハビロフ。

3R。タックルに来たハビロフにパンチを入れたカンドチコだが、ハビロフまたタックルに入るとテイクダウン。今度は寝かせた。しかしケージまで移動したカンドチコ。シングルレッグから正対して立った。スタンドに。ワンツーを入れたカンドチコ。ハビロフタックル。クリーンテイクダウン。今度は上半身をしっかり固めて押さえ込んだハビロフ。カンドチコ、動けず下から殴るのみ。ハビロフも押さえ込んで細かいパンチを入れているだけ。ガードに戻したカンドチコだが細かいパンチを入れていくハビロフ。蹴り離そうとしたカンドチコだがハビロフ離れない。時間が過ぎていく。結局立たせないままタイムアップ。

30-27、29-28×2の3-0でハビロフ勝利。

相変わらずの塩漬けファイトでハビロフが再起戦勝利。