格闘技徒然草

MMAを中心とした格闘技情報&観戦ブログ

UFC on ESPN+21:第7試合・マゴメド・アンカラエフ vs. ダルチャ・ランギアムブーラ

ライトヘビー級。

コンバットサンボ・スポーツサンボ・グレコローマンレスリングがバックボーンのアンカラエフ。アマチュアMMAを経てプロデビューすると10連勝でUFCと契約。UFCデビュー戦は打撃で圧倒していたが、大逆転男ポール・クレイグの三角絞めに捕まって残り1秒で逆転負け。しかしその後は2連勝中。

南アフリカのEFCワールドワイドでヘビー&ライトヘビー級王者のランギアムブーラ。バックボーンは柔道でコンゴナショナルチームに入っていたこともある。6月のUFCデビュー戦では、同じデビュー戦のダクアン・タウンゼント相手に優勢に試合を進め、3RにKO勝ちしたが、相対評価がないため、まだ実力は未知数。

プレスするアンカラエフ。ランギアムブーラが出たところにカウンターを合わせる。前蹴りをボディに打ち込む。ケージ際まで追い込まれているランギアムブーラ。アンカラエフがパンチを入れたがランギアムブーラの右フックをもらいちょっとぐらついた。逆にランギアムブーラが出ていく。パンチから組んで押し込むが、受け止めたアンカラエフ。入れ替えてボディに膝。離れてミドル。ケージを背負ったランギアムブーラにタックル。ケージでこらえると押し込みながらボディに膝を入れていくアンカラエフ。離れ際にワンツー。さらに左を打ち込む。ホーン。

1Rアンカラエフ。

2R。タックルに来たランギアムブーラだが、アンカラエフは受け止めると膝を入れる。ケージに押し込んだアンカラエフ。足へのタックルに切り替えテイクダウン成功。レッグマウントからパウンド。ケージ際で身動きが取れないランギアムブーラ。完全に寝かせるとハーフから肘。ボディ・顔面を打ち込む。肘連打。ランギアムブーラは耐えるだけ。肘で顔面をカットしている。強い打撃ではないが削られ続けているランギアムブーラ。パウンドを落とされ続けてホーン。

このラウンドは何もさせなかったアンカラエフが10-8で取ったか。

3R。アンカラエフの前蹴りが顎にヒット!追い打ちのパンチでランギアムブーラダウン!レフェリー即ストップ!

判定が続いていたため、豪快なKOに会場も盛り上がる。