格闘技徒然草

MMAを中心とした格闘技情報&観戦ブログ

UFC on ESPN+21:第10試合・カディス・イブラギモフ vs. エド・ハーマン

ライトヘビー級。

8月にUFCデビューしたイブラギモフ。ローカル時代は全勝でM-1チャレンジライトヘビー級王座を獲得したが、UFC初戦はジョン・ダウン相手に序盤猛攻を見せたものの、案の定失速して3Rにニンジャチョークに捕まりタップアウト負け。まだ24歳で、ライトヘビー級最年少。

ハーマンのUFCデビューは2006年で、現ライトヘビー級ファイターでは最多の23戦のキャリアがある(11勝11敗1NC)。39歳はライトヘビー級4番目の年長。ミドル級からライトヘビー級に上げたが3連敗し、リリース寸前となっていたものの、前回はパトリック・カミンズに1RKO勝ちして生き残った。

イブラギモフがパンチでラッシュし久々に沸く。が、組んだイブラギモフがケージに押し込んでテイクダウン狙い。膠着気味。雄叫びを上げて投げを狙ったイブラギモフだが倒せず。押し込んで膝を入れていくが、ハーマンは肘を入れていく。展開がありそうにないが、レフェリーはブレイクのそぶりなし。離れたイブラギモフ。鼻血。ハーマンのカーフキックをもらうイブラギモフ。ロシア勢、カーフキックに弱すぎ。残り30秒で組み付いて押し込んだイブラギモフだが押し返される。パンチを打ち込むイブラギモフ。ホーン。

1Rイブラギモフ。

2R。パンチで出ていくハーマン。組んでまた押し込むとケージ膠着。しかし自ら離れるイブラギモフ。イブラギモフがパンチをヒットさせるとラッシュする。会場沸く。ハーマンが組むとまた押し込み。首相撲から顔面に膝。が、またケージ膠着気味に。がぶったハーマンがスタンド状態で頭部に膝を入れていく。パンチ連打で引き剥がしたハーマン。ハーマンのオーバーハンドライトがヒット。しかしまた組んでグダグダの組み技試合に。離れて両者パンチを打ち合うと、ハーマンのパンチ・肘がヒット。ホーン。

2Rハーマン。イブラギモフは疲れたのかコーナーに座り込む。

3R。ハーマンがパンチで出る。イブラギモフも左右のフックを振り回す。疲れているイブラギモフ。イブラギモフシングルレッグ。ケージ際に移動したハーマンだが倒したイブラギモフ。しかしすぐに立つハーマン。首をギロチンに抱えたハーマンがケージに押し込みながら頭部に膝。頭を横にそむけて膝を打たれ続けるイブラギモフだがなんとか正対。シングルレッグ。テイクダウン成功。頭を起こさず殴るイブラギモフ。ハーマンは下からパンチを入れる。三角を仕掛けたところにイブラギモフが担ぎパス。立ったハーマン。タイムアップ。

30-27×2、29-28でハーマン勝利。

会場はまたブーイング。