格闘技徒然草

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UFC on ESPN+21:メインイベント・ザビッド・マゴメドシャリポフ vs. カルヴィン・ケイター,,

フェザー級5分3R。マゴメドシャリポフ5位、ケイター11位。

急遽セミからメインに格上げとなったため、UFCでは珍しい3Rのメインイベントに。

UFCデビュー以来5連勝中のマゴメドシャリポフはUFCでは初の地元凱旋試合。スタンドで距離がある状態での打撃、距離が詰まるとテイクダウン、寝技では極め・打撃でのフィニッシュと、すべてを使いこなすオールラウンダー。

レスリングバックボーンのストライカー・ケイターはUFC4勝1敗。ローカル時代は意外と判定勝ちが多い選手だったが、UFCでは3度のKO勝利がある。前回はタイトル挑戦経験のあるリカルド・ラマスに1RKO勝ち。

右を打ち込んだケイター。マゴメドシャリポフはさかんにスイッチする。前に出て右を入れた。ロー、サイドキック、バックブローの連続技。出ていくケイターだがワンツーがヒット。パンチの打ち合い。マゴメドシャリポフ前蹴りで距離を取る。ローで足を払われたケイター。ワンツーを入れるマゴメドシャリポフ。ケイターもパンチで出るが下がってかわす。マゴメドシャリポフが左をボディに打ち込んだ。残り30秒。出たマゴメドシャリポフに右フックから飛び膝をヒットさせたケイター。マゴメドシャリポフは下がらずバックブロー。ボディにワンツー。ホーン。

1Rマゴメドシャリポフ。濃厚な攻防だが、早くも5Rで見たかったと思ってしまう。

2R。バックスピンキックをボディに入れたマゴメドシャリポフ。飛び膝からバックブローに連携。トラースキック。プレッシャーをかけられているケイターだが、下がり気味ながらも一方的な展開にはさせない。しっかり打ち返す。2分半の時点でマゴメドシャリポフが初めてタックルに。シングルレッグ。しかし切ったケイター。組みながら大外刈りをしかけたマゴメドシャリポフ。そのままバックに付くが、振りほどいたケイター。残り1分。ケイターパンチで出る。アッパー。飛び膝。マゴメドシャリポフは下がらない。前に出て左フックをヒット。センチャイキック。ホーン。

2Rもヒット数でマゴメドシャリポフ。

3R。手数を増やすマゴメドシャリポフだが、蹴りがローブローになりタイムストップ。再開。左ボディを入れたマゴメドシャリポフ。ケイター前に出る。マゴメドシャリポフはよそ見パンチ。どんどん出ていくケイターだが、マゴメドシャリポフがまた前に出るとパンチを貰う。タックルは切ったケイター。ケイターの左がヒットしマゴメドシャリポフがガードを固める。ケイターラッシュ。マゴメドシャリポフ、時計を見つつ距離を取る。残り2分。足を止めて打ち合い。ケイターがパンチ連打から左ボディにつなげる。前に出ていくケイター。飛び膝。しかしキャッチされテイクダウンを許した。ケイターすぐに下からパンチのラッシュ。押さえ込もうとするマゴメドシャリポフだが、攻め続けるケイター。上のマゴメドシャリポフに攻めるスキを与えない。タイムアップ。

3Rはおそらくケイター。

三者29-28でマゴメドシャリポフ勝利。やはり5Rあったら残り2Rどういう展開になったかが気になったが、これでUFC無敗の6連勝。タイトル挑戦に大きく近づいた。