格闘技徒然草

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PANCRASE310:セミファイナル・八田亮 vs. 曹竜也

ストロー級だったが曹が計量失敗しキャッチウェイトに。八田3位、曹4位。

昨年は初の国際線も組まれて勝利し、3試合連続での一本勝ちとなった柔術家の八田だが、昨年11月に組まれたアンソニー・ドゥ戦ではタックルを切られ引き込んだところにパウンドをもらう展開でKO負け。約1年ぶりの復帰戦。

曹は砂辺との再戦を実現させるためだけに、無理な減量でストロー級に落としてきていたが、4戦目にして計量失敗。前回の北方戦では勝てば念願の砂辺戦が実現するというところで判定負け。しかし砂辺が北方に敗れてタイトルを失ったことで、砂辺戦実現のハードルは下がっている。9月には主催ジムの闘心が閉鎖し、練習環境も厳しい中での試合となる。

低い構えで出ていく八田。低空タックル。テイクダウン。すぐにブリッジした曹。バックマウントを取られる前に反転して上になる。密着している曹に八田がハイガード。立ち上がって外した曹。スクート。ブレイク。スタンドで攻められない曹。八田の右がヒット。さらに左がヒット。タックル。潰して上になった曹だが密着して押さえ込んでいるだけ。ホーン。

オープンスコア三者八田。

2R。八田タックルから引き込んだ。スイープを狙ったが曹こらえてサイド。足を絡んでハーフにした八田だが曹は押さえ込んでいる。密着してまま細かいパウンドを入れていく曹。ガードに戻した。細かいパウンドを入れていた曹だが立ってスクートに。ブレイク。八田パンチで出るが、組んだ曹がバックに回りパウンド。ホーン。

2Rは三者曹。

3R。八田タックル。テイクダウン。しかし曹はすぐにスクランブルで上を取り返すと強いパウンドを一発入れて立つ。スタンドで曹のパンチがヒット。八田引き込む。パウンドを入れていく曹。効いている。パウンド連打でうずくまる八田にチョーク。外れたがまたパウンド連打。八田三角。クラッチしたが首を抜いた曹がまたパウンド連打。止められかねない。なんとか凌いだ八田。スクートになるがブレイク。八田パンチで出るがかわされる。曹のパンチ連打をもらい八田ダウン!レフェリー止めた。

体重オーバーだけが引っかかるものの、試合内容は良かったししっかりフィニッシュした曹。