UFC3勝3敗のアンドラジ。ローカル時代は23戦22勝(18KO)0敗1分けという驚異的な成績を残していたが、UFC初戦で判定負け。そこからバンタム級に落として3勝2敗。前回は元ACB王者のピョートル・ヤンに2R終了後TKO負けし、今回からまたフェザー級に上げている。
かつてのP4Pトップランカーだった元バンタム級王者バラォンだが、急激に勢いがなくなり直近7戦で1勝6敗・4連敗中。減量苦が原因だったのか、階級をフェザー級に上げるも結果が出ず、バンタム級に戻すと今度は2試合連続体重オーバー。前回も1Rの動きは悪くなかったが2Rに失速した。さすがにここで負けたら次のチャンスはないだろう。
打撃戦で積極的にパンチを打ち込むアンドラジ。関節蹴り。バラォンも反応は悪くなく、パンチを返していく。アンドラジのパンチに合わせてタックルでテイクダウンを奪うバラォン。ハーフでこつこつパンチを入れていたバラォンだがレフェリーブレイク。パンチで出たアンドラジ。左が顔面に入り、一瞬腰が落ちかけるバラォン。クリンチして凌ぐ。離れて打撃戦。ホーン。
1Rアンドラジ。
2R。パンチを打ち込むアンドラジ。バラォンも前蹴りを返すが、足が低くローブロー。再開。プレスしていくアンドラジ。左アッパーを打ち込むアンドラジだがバラォン組み付いてシングルレッグでテイクダウン。アンドラジは下からホールディング。こつこつパウンドを入れるバラォン。またブレイクがかかる。バラォンまたタックル。受け止めたアンドラジだがバラォンはケージまでお仕込みシングルレッグ。倒せず。残り1分。バラォンの左目のカットでドクターチェック。再開。パンチの打ち合い。バラォンもパンチ・膝を打ち返す。ホーン。
2Rはバラォン。
3R。タックルを来られるバラォン。ワンツーをもらった。バラォンも打ち返しているがパンチに力がなくなってきている。アンドラジのパンチがヒット。バラォンタックル。切られた。疲れとダメージで動きが落ちてきているバラォン。アンドラジのアッパーをかわしてタックルに入ったバラォンだが切られた。バラォンまたタックル。受け止めたアンドラジ。離れる。アンドラジの右の肘をもらいぐらついたバラォン。タックルを切られ続けて消耗しグロッキーに。残り90秒。今からテイクダウンしてもここまでのダメージを挽回できるとは思えない。アンドラジも攻め疲れがあるが強いパンチを入れていく。バラォンパンチからタックル。切られた。ワンツーをもらう。アンドラジ最後にパンチからボディにバックスピンキック。タイムアップ。
30-27×2、30-26の3-0でアンドラジ勝利。2Rもテイクダウンからコツコツしていただけのバラォンには入らなかったか。