格闘技徒然草

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UFC on ESPN+22:セミファイナル・マウリシオ・ショーグン・フア vs. ポール・クレイグ

ライトヘビー級。ショーグン14位、クレイグはランク外。

今月38歳になるショーグン。ダンヘン・OSPに連続KO負けした時は限界説も囁かれたが、そこから3連勝。しかしアンソニー・スミスに1RKO負け。前回は上り調子のタイソン・ペドロ相手に大差のアンダードッグという扱いだったが、ペドロの失速に乗じてKO勝ち。

サム・アルヴィーの負傷欠場による代役で出場するクレイグはUFC随一の下攻めファイター。今時引き込みからの攻めを多用し、4勝全てが一本勝ちだが、一方で4敗もすべてフィニッシュ負けという極端な選手。

相変わらず腹回りがゆるくなっているショーグン。年齢的にしょうがないか。

組んだクレイグがオーバーフック払腰。こらえるショーグンにパンチを打ち込む。ショーグンケージに押し込みパンチを入れる。ボディロック。こらえてパンチを入れるクレイグ。ショーグン離れた。クレイグのハイをキャッチしたショーグン。クレイグはギロチンそこから膝を入れる。振りほどいたがクレイグがパンチのラッシュ。ガードしているがもらっているショーグン。しかしそこまでパンチ力がないのかショーグン打ち返す。クレイグはタックルに。こらえたショーグン。離れる。ジャブを入れていくクレイグ。ショーグンやや失速?タックルに入るが切られる。パンチを打ち込む。ヒットしているがやや大振り。ガードが下がっている。それでもパンチで攻める。クレイグタックルからクリンチして凌ぐ。ホーン。

1Rクレイグ。

2R。ジャブを入れていくクレイグ。ミドルをキャッチされると引き込み。ショーグンパウンド連打。ガードで凌ぐクレイグ。ショーグン立ち上がりパウンドを落とす。三角を狙ったクレイグだがサバいて外す。またガードに戻すクレイグ。ショーグンまた立ってスクート。足を蹴る。パウンドで飛び込みハーフに。またガードに戻したクレイグ。ホーン。

2Rショーグン。クレイグ、下からの攻めはショーグンが十分対処していて、普通にスタンドで勝負していた方が優勢だった。

3R。特にダメージは見えないクレイグ。ショーグンは疲れているのかガードが下がり気味。パンチで飛び込んだショーグンだがクレイグのジャブをもらう。また引き込むクレイグ。2Rの攻防を見る限り、悪手にしか見えないが…。スイープをしかけたがこらえたショーグン。しかし上から攻めあぐねる。立って足を蹴ったが、またガードに入っていく。しかしやはり攻めあぐねる。また立つが、クレイグは寝たまま。パウンドで飛び込んだショーグン。クレイグ下から十字三角を狙ってはいるが、ショーグンが十分警戒していて逃げられる。残り20秒で立って打撃で出るクレイグだが、ショーグンのパンチを貰う。クレイグ組んでテイクダウン。が、時間がなくタイムアップ。

最後立って勝負に行く判断が1分遅かったクレイグ。キャリア17戦目で初のフルタイムに。

29-28、28-29、28-28のドロー。

???3Rクレイグに入れるのもかなり想定外だが、10-8入るラウンドあったか?