格闘技徒然草

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UFC on ESPN+22:メインイベント・ヤン・ブラホヴィッチ vs. ホナウド・ジャカレイ

ライトヘビー級。ブラホヴィッチ6位、ジャカレイはミドル級の8位。

これで3戦連続元ミドル級ファイターとの対戦となるブラホヴィッチ。今年2月にチアゴ・サントスと対戦したが、3RにKO負けし連勝が4で止まった。サントスは次戦でJJのタイトルに挑戦したので、ブラホヴィッチが勝っていたら挑戦権を手に入れたかもしれない。前戦では元ミドル級王者のロックホールドと対戦。ビスピン・ロメロにKO負けして打たれ弱さも見せてるようになったロックホールドを2RKOしている。

ジャカレイは普段97kgくらいとのこと。ミドル級でもそこまで大きくはない。ミドル級ではあと一歩のところでタイトル挑戦に至らなかった。来月40歳になるが、勝てば悲願のタイトル挑戦に大きく近づく一方、ロックホールドやクリス・ワイドマンのように初戦で敗れれば進退問題が出てくる。

カーフキックを蹴られたジャカレイだがタックルに。ケージでこらえるブラホヴィッチ。押し込みなおもテイクダウンを狙うが膠着気味。太ももに膝を入れるジャカレイ。ブラホヴィッチ離れた。両者見合いでローで牽制する。ブラホヴィッチのハイはガードしたジャカレイ。また間合いを詰めると組んで押し込み。残り1分。ブラホヴィッチは押し込まれながら肘を入れる。ややブーイングも飛び始めた。ジャカレイ押し込むのみ。ホーン。

1R押し込んでいるジャカレイに入るか、打撃のヒット数でブラホヴィッチに入るか、どちらとも言えない。ジャカレイのスタミナはどうか。

2R。前に出るジャカレイだがブラホヴィッチ下がらずパンチを打ち返す。ジャブ。じわじわ出るジャカレイにブラホヴィッチの右がヒットするが、ジャカレイも右を打ち返す。間合いを詰めたジャカレイがタックルに入るが、ブラホヴィッチまたケージで耐える。押し込んでいるだけのジャカレイ。細かい膝を返すブラホヴィッチ。ブーイング。離れた。ブラホヴィッチが左ボディから右ストレートをヒット。前に出るジャカレイに右を入れる。ホーン。

2Rはブラホヴィッチ。疲れはほぼ見えないジャカレイ。

3R。ブラホがカーフキックから左ボディ。ジャカレイもカーフキックを返す。ブラホヴィッチのジャブ。前に出て3連打を打ち込んだ。パンチで下がらせてまた組み付くと押し込むジャカレイ。ケージ膠着にブーイング。離れた。ローの蹴り合い。両者とも間合いに入らず、またブーイング。ジャカレイ距離を詰めた。パンチからまたタックルへ。受け止めたブラホヴィッチ。ダブルアンダーフックにして入れ替えると離れた。両者パンチを打ち合いホーン。

3Rもブラホヴィッチ。ジャカレイちょっと疲れが見えるか。

4R。見合いが続く。間合いを詰めてきたジャカレイにパンチ連打を入れたブラホヴィッチだが、ジャカレイ押し込み。地味で同じような展開が続き、スマホを光らせて振り抗議の意を表明する観客たち。離れた。ミドルを入れたブラホヴィッチ。ジャカレイじわじわ下がる。ブラホヴィッチがジャブやローを入れる。手数を増やしてきたが、ジャカレイは下がるのみ。ホーン。

4Rブラホヴィッチ。しかし左足の甲が大きく腫れている。負傷か?

5R。腫れている左足でロー、ハイを放つブラホヴィッチ。ジャカレイタックル。初めて懐に入ったが、ブラホヴィッチ受け止めた。離れるジャカレイ。ブラホヴィッチはジャブ、ワンツーで手数を出すが、ジャカレイは間合いを詰めるとタックルに。またケージ膠着。展開なくブレイク。またタックル。止められてパンチ連打をもらい、バランスを崩し尻餅をつくジャカレイ。ブラホヴィッチ立たせる。残り1分。出ないジャカレイ。残りわずかになり、距離を取り出す。終了前に両者両手を上げて勝利アピール。タイムアップ。

48-47、47-48、48-47のスプリットでブラホヴィッチ勝利。

お互い最後まで勝負に行けず。