格闘技徒然草

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UFC on ESPN7:第9試合・アスペン・ラッド vs. ヤナ・クニツカヤ

女子バンタム級。ラッド5位、クニツカヤ7位。

前回、7月にMMA無敗のまま次期挑戦者決定戦でジャーメイン・デ・ランダミーと対戦したラッドだが、開始直後のパンチでダウンしそのまま止められKO負け。フラッシュ気味のダウンだったことで納得行っていない様子だったが、止めたのがストップの遅さに定評のあるハーブ・ディーンなので仕方がない。テイクダウンからのパウンドが武器。

InvictaFCでバンタム級王座に挑戦したこともあるクニツカヤはUFC初戦はフェザー級に上げてクリス・サイボーグの王座に挑戦したが1RKO負け。2戦目から本来のバンタム級に落とすと2連勝中。テコンドー・ムエタイがバックボーン。

ジャブを入れながら出たラッド。そのまま組んで押し込むが、クニツカヤすぐに入れ替える。ブレイク。また組んだラッドだがクニツカヤが押し込み膝。押し返したラッドが外掛けテイクダウンで倒す。ハーフで固めるラッド。体を起こして肘を一発入れた。背中を向けたクニツカヤからバックマウント。お得意の雄叫びパウンド連打。が、止めるほどではない。反転してクニツカヤが上を取ったところでホーン。

1Rラッド。

2R。クニツカヤがケージに押し込んで膝を入れ続ける展開。残り90秒でラッドがアンクルピックでテイクダウン。倒されたクニツカヤ、下からホールディングして耐えるのみでホーン。

2Rラッド。

3R。ラッド開幕飛び出して左を打ち込みヒット!仰向けに倒れたクニツカヤ。すかさずパウンド連打。亀になったクニツカヤからバックマウント。肘・パウンドの連打。身動きがとれないまま打たれ続けるクニツカヤを見てレフェリー止めた。

デランダミーには負けたが、来週のタイトルマッチの勝者への挑戦にまた一歩近づいた。