格闘技徒然草

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UFC on ESPN7:第10試合・ステファン・シュトルーフ vs. ベン・ロズウェル

ヘビー級。

UFC史上最長身のシュトルーフは2月のチェコ大会で肩固めで勝利し、連敗を3で止めた後、これが最後の試合となるかもしれないと引退を示唆していた。しかし現役続行を選択し、8月にUFCと新たな6試合契約を締結している。今回がその初戦。31歳はヘビー級選手としては若い部類。

ロズウェルは禁止薬物の使用が発覚し出場停止となり、3月に復帰したが、ブラゴイ・イワノフとアンドレイ・アルロフスキーに連敗中。試合内容も全くいいところがなく、欠場前から通算して3連敗中。負ければリリースの危機。

距離を取りカーフキックを入れるシュトルーフ。ロズウェルが間合いを詰めていくが先に打撃をもらう。それでもそのまま距離を詰めて組み付いたロズウェル。ケージに押し込む。投げを狙うロズウェルだがこらえる。離れた。シュトルーフの左ハイがガードの上からヒット。が、ロズウェルのミドルがローブローとなり、シュトルーフもんどり打って苦しむ。長い中断開けでようやく再開。シュトルーフが蹴りで距離を離しロズウェルを入らせない。そのままホーン。

1Rシュトルーフ。

2R。シュトルーフが出てくるロズウェルにパンチ・テンカオを入れる。右アッパーがヒット。さらにテンカオがアゴまで届く。ロズウェル組んでケージに押し込むが膠着。離れた。またシュトルーフが距離を取り打撃を入れていく。カーフキック。距離を取るシュトルーフを追いかけてミドルを放ったロズウェルだが、1Rと全く同じシチュエーションでローブローに。ロズウェル1点減点で再開だが、ダメージが残っている気も。ロズウェルすぐに押し込むとパンチを打ち込む。一度は距離を取ったシュトルーフだが、ロズウェルが再度ケージに詰めるとアッパーをもらい、頭を抱えて動きが止まる。そこにさらにアッパー連打。シュトルーフしゃがみこんで殴られ続け、レフェリーストップ。

ローブローから再開直後の攻防で決着。続けると判断したのはシュトルーフ自身だから仕方ないが、スッキリしない結末に。